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学会でも「させていただく」という日本語…

少し前に、noteで私がフォローしている(「させていただく」では無く…)クリエイターの方が、日本語の『させていただく』の違和感を指摘されていました。
言葉というよりも、「許可を取らなきゃいけない雰囲気」についての指摘が主のようでしたが、わたしも「確かに!」と同意しながら読みました。

そして、先日学会に参加した時に、さらに強く感じました。

大学教授が講演の中で「手術を執刀させていただいて・・・」「研究させていただいて・・・」と。
さらには「今日は講演させていただいて・・・」と喋っているではありませんか!

一昔前は「白い巨塔に君臨する帝王」とも言われていた大学教授。

「より民主的に仕事しています」とアピールしたいのでしょうが、「させていただく」を連呼されると、言われるたびに違和感が高まっていきます。

「独断で無い」「強引で無い」という事を匂わせたいという無意識の中での言葉選びかもしれませんが、教授さまにそこまでへりくだられると、逆に「何か裏があるのでは?」と怪しんでしまいます(私の性格の問題?)。

私が大学研修医だった二十数年前の教授はまさに帝王でした。

その頃の記憶が残っているため、余計そのように感じるのかもしれませんが、過度にへりくだる日本語に違和感を感じる人は結構いらっしゃるのではないでしょうか?

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