Batik Air Malaysia(旧マリンドエア)に搭乗
マレーシア(クアラルンプール)からの日本への帰国は、Batik Air Malaysiaに乗りました。
『以前はマリンドエアという名前だったけれど、Batik Air Malaysiaに変わった。でも、ブランドとして(?)、マリンドエアという名称はまだ使っている。』という、少し紛らわしい名称です。
さらに、混乱してしまうのが「LCCとフルサービスキャリアの中間」の体制らしいのです。
「預け荷物20kgまで可能」は、フルサービスキャリアっぽいですが、「機内食は有料、ブランケットは準備なし、映画のモニター無し」は、LCCと同様です。
ネットでの予約は他の航空会社と同様で、予約時にクレジットカードで支払いました。
オンラインチェックイン
オンラインチェックインは、出発の24時間前からできるとのことでしたので、出発前日にマレーシアのホテルから行いました。
座席の指定もこの時にできました(追加費用無しで)。
その後は”出発遅延のメールが来ていないか?”と、かなり気になりスマホでメールを頻繁に確認しましたが、大丈夫でした😌
空港には出発時刻の約6時間前に到着しました。早すぎですが、「空港に行ってみたら出発時刻が変更になっていた」なんてことがあったらイヤだなあと思うと、ついつい早く空港に向かってしまいました。
チェックインは3時間前くらいから、と思っていましたが、恐らくクアラルンプールから他の国々に飛ぶBatik Air Malaysia便があるため、すでにチェックインカウンターは開いていて、すぐにチェックインできました。
バックパックを預け荷物に
この時私が少し心配していたことが「預け荷物」です。
今回の海外旅行で私は初めてバックパックを使いました。今まではスーツケースでしたが。
行きのLCCではバックパックを機内に持ち込んだのですが、帰国便ではすべての荷物を持ち込めないため、バックパックを預け荷物にしました。
しかし、「バックパックを預けられるのか?」について、よくわからなかったため、事前に調べました。
色々な意見がありましたが、「バッグの紐などが途中で引っかかるのを嫌がる航空会社がある」とのコメントを見かけ、それは確かに!と思い、対応策も色々書かれていました。
その中で一番シンプルな「バックパック全体をビニール袋の中に入れる」にしました。
安いし、持っていく時にそれほど荷物にもなりません。
100均で120リットルというかなり大きなビニール袋をあらかじめ買い、持参しました。。
そして、空港でバックパックをビニール袋に入れて、預け荷物として提出すると、
「荷物はこれ一つだけですね」と、平然と言われました。
もっと色々言われるかもしれないと思っていたので、やや拍子抜けしましたが・・・
手荷物検査~搭乗手続き
クアラルンプール空港の保安検査(手荷物検査)は、かなり簡素でした。
と思っていたら、搭乗ゲートでしっかりした手荷物検査がありました。
保安検査場(メインの)の混雑緩和という点では良いと思いますが、搭乗ゲートで手荷物検査があると100mL以上の飲み物を持ち込めない点がデメリットです。(機内の飲み物が有料だと、デメリットが多少大きくなる気もします)
遅延することなく、予定通りに手荷物検査・搭乗手続きが開始され、大きな問題なく飛行機内へ入ることができました。
Batik Air Malaysiaの機内
シートのスペースは、特に狭い気はしませんでした(行きで乗ったエアアジア(LCC)とほぼ同じくらい)。
スタッフもなかなか規律に厳しそうで(日本人スタッフはいませんでした)、一人のCAさんは、非常口座席に座っていた客に「緊急時の手伝いの方法」を説明するときに、客の一人がイヤフォンを付けたままCAの話を聴こうとしていたので「イヤフォンを外してください!」と言ったのが、かっこよかったです。
食事も有料で(私は注文しなかった)、食べている客は数人だったと思います。
食事に関しては、前々回のエアアジアの記事でも述べましたが、「私は機内食は不要」と思っています(アジアの短距離であれば)。
しかし、今回搭乗して思ったのは「食事の配膳が無い(少ない)事は、むしろ快適」という事です。
狭い通路での配膳は、自分がトイレに行きたい時などにややストレスになっていました。
ですが、今回配膳車が長時間通路をふさぐことが無く、とても快適に感じることができました。
むしろメリットです(私にとっては)。
あと、シートの土台(足元のあたり)の部分が非常にシンプルですっきりしていることに気付きました。
恐らく、コスト削減が理由だとは思いますが、足を置くスペースも何となくすっきりしている点はポジティブな事でもあると思いました(強度が充分であることが大前提ですが)。
機内はエアアジアより、やや寒い感じがしましたが、自分で上着を持っていけば問題ありません(ブランケットの貸出はありません)。
日本に到着
そして、日本への到着もほぼ予定通り!
気になっていた預け荷物(ビニール袋に入れた)も問題なく受け取れました(シールが剥がれたり、ビニールがやぶれたりすることなく)。
ただ、荷物レーンを見ていると、”ボストンバッグそのまま”もいくつか運ばれてきていました。
ボストンバッグと、バックパックは紐の形状なども違うので、一概に比較はできませんが…
乗り終えての感想
「LCCとフルサービスキャリアの中間」などと言われているBatik Air Malaysiaですが、乗ってみての私の感覚では「預け荷物(20kgまで)無料のLCC」と言った方がより適切な感じがしました。
ただ、遅延・欠航については他のLCCと同様にクチコミでは見かけますので、今回ラッキーなだけだったかもしれません。
でも、それ以外のサービスは十分コスパ高いと思いましたので、次回もマレーシアに行く(あるいは帰る)機会がありましたら、利用を考えたいと思います。