「AというB」という文

文「AというB」が与えられたとき、BはAを内包する?
例「猫という動物」
 動物は猫を内包している
正しそうである

文「Aというの」が与えられたとき、Aは何に内包されるのか?
逆に考えると「の」がAを内包する概念を指し示す成分とできそう

「猫というの」の場合「の」は動物であったり、「赤というの」の場合「の」は色であったりすることができる

Aを内包する概念が複数想定できたり文脈などから読み取れない場合に、Bの要素としてのAについての話であることを明示する目的を持ったとき「AというB」が有用である場面と考えられる

結論から概念を特定できる場合は「AというB」が不要とすることができる


「カニは美味しい」
 「カニという食べ物」と特定できる
「カニはかわいい」
 「カニという生き物」と特定できる

結論から概念が特定できない場合は「AというB」を必要とする


「猫はすごい」
 「猫という生き物」「猫という文字」など、明確ではない

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