改革宣言
腹立たしい!!!!
非常に腹立たしい!!!!
体型ってほぼ骨格で決まってませんか??
この言い方は語弊があるかな!!
噛み砕いて言うと、どれほど頑張って痩せて華奢な身体になりたいと思っても生まれ持った骨格が大きくて強靭で頑丈だったら一生華奢にはなれませんよね?ていうこと!!!!
腹立たしい!!!!
「骨格矯正したら華奢になる。」
「もっと脂肪を落とせ。」
「努力が足りないだけ。」
っていう意見もあったら、もちろん聞きますよ。
でも肩幅とか骨盤の大きさはどうしても変わらなくないですか?
骨削るとかしないとね!
骨は削りたくないよ!!痛いし!!
なぜ私がここまで怒り心頭かというと、
冒頭に書いた変えようのない現実を突きつけられて失望しているからだ。
私はここ二ヶ月ダイエットに励んでいて、
糖質・脂質の制限はもちろん週二回のジム通い、
そして毎日の筋トレとストレッチを欠かさず実行している。
目指すは、細くて綺麗な脚と小さくて丸いお尻そして引き締まったお腹を兼ね備えた、誰もが見惚れる海外モデルのような華奢で美しい身体。
「華奢」が重要なポイントだ。
まだ二ヶ月しか経っていないんだから、嘆くのは時期尚早では?と思うかもしれないが、
この時点で努力の甲斐あってお腹もお尻もかなり引き締まったし、背中から二の腕も余計な脂肪が落ちてかなり順調だ。
しかし、二つの壁にぶつかっている。
一つ目は、「太ももがどうしても細くならない」だ。
私は筋肉がつきやすい体質なので、脚を細くするには筋トレよりストレッチでほぐすべし!
というのはよくわかっている。
毎日ストレッチして、マッサージで揉みほぐして、筋肉が張らないように立ち方まで矯正したのに。
骨太な骨格に張り付いた筋肉が小さくならん!!
そして、横に広い骨盤が太ももの太さを助長する。
ふざけるなよ。
すみません。取り乱しました。
二つ目の壁は、「肩幅が広い」だ。
私は学生時代から「肩幅ガンダム」という自虐ネタを持っているくらい肩幅が広い。
締まりかけの自動ドアのこれくらいなら通れるだろうという隙間に入ったら、肩がぶつかって自動ドアを一瞬止めたことがある。
いくらお腹がへこんで、背中がスッキリしたとしても肩幅の広さと筋肉がつきやすい体質のせいでゴリゴリの逆三角体型になるだけだ。
このままでは海外モデルを目指しているのか、女拳闘士を目指しているのかわからなくなってくる。
いや、この書き方では女拳闘士が悪いみたいな表現になるな。
それは女拳闘士に対する配慮とリスペクトに欠けていて、私の信念に反する。
じゃあ、もう女拳闘士めざしちゃおうかな。
無駄がない洗練された肉体を持つ女拳闘士をさ。
骨の太さとか大きさは変えられないし、できないことに一喜一憂するくらいならありのままを受け入れて、できることをやっていくことも大切なのではないか。
金子みすゞさんの代表作『私と小鳥と鈴と』の一節をお借りして言わせてもらうと、
「みんなちがって、みんないい」が私の信念だ。
華奢じゃなくたって、肩幅ガンダムだって、
私はとても魅力的だ。
誰がなんと言おうと。
本日をもって、ダイエットの目標を
「華奢な海外モデル」から「洗練された女拳闘士」に変更することをここに宣言します。
はい、拍手。