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北朝鮮の生活が見えた。わずか100メートル先の観光地「丹東市」とは

北朝鮮を肉眼で見てみた。そんなことが簡単にできる場所がある。ここは中国遼寧省の丹東市。本日はその魅力に迫る。

北朝鮮に唯一続く「中朝友誼橋」
朝鮮語で書かれたお土産

北朝鮮との国境に近い丹東市は中国国内からの旅行先として人気である。わずか400メートル先は北朝鮮の大地という立地から、北朝鮮を生で見たいという客でごった返している。また北朝鮮がミサイルを打ち上げた際に唯一肉眼で見える場所から、マスコミがその映像を撮りに訪れる場所でもある。

より北朝鮮に近づくために30元(600円)払えば渡れる橋がある。鴨縁江断橋だ。こちらは対岸まで続いていたが崩落してしまった。川幅半分まで橋は続いているためより北朝鮮に近づけるのだ!

船内では双眼鏡が貸し出される

もうひとつ近づく方法として船で近づくことができる。こちらは60元(1,200円)払えば乗船できる。国境すれすれを約30分かけて巡る。

北朝鮮までわずか100メートル
船内では様々なグッズが販売されている

丹東市内にはいくつかレストランがある。北朝鮮国営のレストランもあり、ここは中国だが店内では中国語が通じない。

北朝鮮の国境へは韓国側からもアクセスできるが撮影制限があるなど厳しい。しかしここ中国との国境の丹東市はもはや観光地化している。撮影もやりたい放題、国境にギリギリまで近づくツアーもある。ぜひここ丹東を訪れ肉眼で北朝鮮の生活を見てほしい。

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