第4話 フリーターとワンオペ生活
長男を出産した頃、なんと、くまさん大学院生!
学生だったのです!
皆さんが理想としているような結婚・出産ではなかったのは分かっていただけましたか。
主人が所属する大学では、大学卒業後2年現場で働き、
その後4年間大学院に行くという流れで、一人前の医師になる為には何年と掛かってしまいます。
その時は恐らく、私の方がお給料も良かったのでは
ないでしょうか(笑)
研究とバイトで早朝から夜中まで家でくまさんはゆっくり過ごす事はなく、子育てにおいてはほぼ母子家庭状態。
大学院生の時には収入が無いので、バイトに行ってもらわないと生活も出来ません。
そう!その時の私はフリーターと結婚していたのです。
フリーターと結婚した私はほぼワンオペ状態。
3歳の長女と産まれたばかりの長男とをお風呂に入れる為には、バスタオル一枚巻いたら身体もろくに拭けずに部屋中を行ったり来たり。
今考えたらどうやってたんだろうと思います。(あの動画があれば、今ならtiktokでバズるはず・・・)
大学に所属していたくまさんは転勤も多く、これまでにも5回位は病院が替わっています。
くまさんの収入が安定してくると同時に、私は専業主婦として子育てに専念することが出来ました。
ですので、ワンオペも進んで出来たのかもしれません。
多忙を極めるくまさん、本来の性格はインドア派。
バイクは私に合わせて無理してはまった
パターン・・・。
そのくまさんに反して、アウトドア派の出たがりで
いつも何かにチャレンジしてたい私。
『せっかくのお休みなんだから家族で何処かに行こう』という私にとっての休日。
『せっかくのお休みなんだから休みたい』という主人にとっての休日。
くまさんの仕事を考えると、当然と言えば当然なのですが、私はくまさんや子供達と何処かに行き楽しい休日を過ごしたかったのです。
何故ならば・・・私の両親は昔からイマイチ仲が良くなく、幼い頃から仲良く話している姿も見た覚えもなければ、楽しく家族での休日を過ごした覚えもありませんでした。
私が家族で何処かに行き、楽しい時間を過ごしたかった理由はそこにあるのです。
休日の日は家族で仲良くキャンプしたり旅行に行ったりと楽しく過ごしたいと思っていました。
いつも笑顔が絶えない、周りに笑顔が溢れているのが私の理想だったのです。
そう!私はいつでも理想を追いかける夢見る夢子だったのです。
しかし、激務のくまさんの気持ちも分かる私・・・
案外、自分の気持ちを押し通せないところもあるのです。
そこで、子供達には色々経験をさせたい私は、
子供たちを連れていつも一人公園に連れて行ったり、
山登りしたり、魚釣りに行ったりと様々な体験をさせてきました。
さすがに、スキーは一人では連れて行く自信がなく断念しましたが、今思えば雪山チャレンジも若い頃してみれば良かったかなと・・。
今からも出来るかも・・・と、少しだけ考えてる自分がいます。
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【目次】
■序章『看護師トモ子の副業ナースコール』
■第1話『子どものころの夢=決心』
■第2話『結婚の理想と現実・・』
■第3話『死の覚悟をした出産』
■第4話『フリーターとワンオペ生活』
■第5話『職場復帰で感じた恐怖』
■第6話『新世界!ネットワークビジネスとの出会い』
■第7話『まさかの投資詐欺?!』
■第8話『儲かる魔法はない!』
■第9話『DX・CX』
■第10話『これぞインターネット集客』
■第11話『最終章』
■追記『薬機法とネットワークビジネス』