21.SDGsのために看護師のあなたができることを述べなさい。
■SDGsのためにわたしができること(400字相当)
SDGs(持続可能な開発目標)とは、国連サミットで採択された国際社会共通の目標だ。よりよい世界を実現するため、社会、環境、健康などの分野において取り組むべき17の課題が示されている。まず、社会的な問題に関して、わたしにできることだが、募金やボランティア活動があげられる。また環境問題への取り組みとしては、これまで以上に積極的で、持続可能なエコ・アクションが望まれる。スマホは常に省エネモードにする、SDGs配慮商品を優先的に購入するといったことを習慣にするべきだ。そして、人々の健康のために、わたしができることは、医療のスペシャリストとして経験を積み、技術を向上させることだと考える。なぜなら医療の目的は、SDGsの理念と重なっているからだ。患者のQOL(生活の質)を保ち、高めることは、すべての人々の健康と福祉の実現につながっていくはずだ。(355字)
※SDGsの17の目標を分野に分けてみました。(数字はそれぞれの目標の番号)
■「社会分野」 1貧困、2飢餓、4教育、5ジェンダー、7エネルギー、8働きがい・経済成長、9産業・技術革新、10不平等 11まちづくり 12製造・使用責任 16平和 17パートナーシップ
■「環境分野」 13気候変動、14海の豊かさ 15陸の豊かさ
■「健康分野」 3健康と福祉 6安全なトイレと水
■SDGSのためにわたしができること(600字相当)
SDGs(エスデイジーズ)とは、「持続可能な開発目標」という意味だ。国連サミットで採択されたもので、よりよい世界を実現するために達成するべき17の目標が定められている。その内容は、「すべての人に健康と福祉を」、「住み続けられるまちづくりを」、「気候変動に具体的な対策を」など、健康、社会、環境といった分野にわたっている。これらの目標を達成するため、わたしにできることだが、たとえば社会的な問題については募金やボランティア活動があげられる。また、気候変動などの環境問題への対応策としては、スマホを常に省エネモードにする、SDGs配慮商品を優先的に購入するといったエコ・アクションが望まれる。そして、「すべての人に健康と福祉を」という目標は、とりわけ医療人と関りが深いとわたしは考える。なぜならそれは、人々のQOL(生活の質)を保ち、高めようとする医療の目標でもあるからだ。健康の問題は予防医療と関わっているし、社会の問題は地域医療と、異常気象の問題は災害医療などと関わってくる。医療のスペシャリストとして、それらの分野における知識や技術を身に付けていくことも、わたしがSDGsのためにできることだ。(481字)
■SDGsのためにわたしができること(800字相当)
SDGs(エスデイジーズ)とは、「Sustainable Development Goals」の略称で、持続可能な開発目標という意味だ。2015年の国連サミットで採択されたもので、持続可能でよりよい世界を実現するため、2030年までに達成するべき17の目標が定められている。その内容は、「住み続けられるまちづくりを」、「気候変動に具体的な対策を」、「すべての人に健康と福祉を」など、社会、環境、健康といった分野にわたっている。これらの目標を達成するため、わたしにできることだが、たとえば社会的な問題については募金やボランティア活動があげられる。また、気候変動などの環境問題への対応策としては、スマホを常に省エネモードにする、SDGs配慮商品を優先的に購入するといったエコ・アクションが望まれる。そして、「すべての人に健康と福祉を」という目標は、とりわけ医療人と関りが深いとわたしは考える。なぜならそれは、人々のQOL(生活の質)を保ち、高めようとする医療の目標でもあるからだ。たとえば患者が経済的、社会的な問題を抱えていたとしたら、病気やケガを治すだけでは十分ではない。医療従事者は患者の生活も見すえ、福祉担当者などと連携して総合的なケアをする必要がある。また、そもそも病気やケガを減らすには予防医療が重要な役割を果たすはずだ。住み続けられるまちづくりのためには質の高い地域医療が求められるし、異常気象の問題は災害医療などと関わってくる。それらの分野における知識や技術を身につけていくことも、わたしが看護師としてSDGsに貢献できることだと考える。(620字)
※「ヒモノカシテジョージ」と関係づけると、ヒト(人の行動・エコ・アクション)、モノ(スマホ、SDGs配慮商品)、カネ・シクミ(募金、ボランティア)ということになります。ここでも弁当のオカズにQOLを使用。
■小論文弁当のレシピ
①まずSDGsの定義、内容を書く。②次にSDGs達成のために、わたしができることを書く。それは募金、ボランティア、エコ・アクションなど。③また、SDGsが掲げる目標は、人々のQOLを高めようとする医療の目的と重なっている。④だから看護師として総合的医療、予防医療、地域医療、災害医療などにおいて経験を積んでいくことも、わたしがSDGsに貢献できることだ。
■別案:SDGsのためにわたしができること(800字相当)
SDGs(エスデイジーズ)とは、「Sustainable Development Goals」の略称で、持続可能な開発目標という意味だ。2015年の国連サミットで採択されたもので、持続可能でよりよい世界を実現するため、2030年までに達成するべき17の目標が定められている。その内容は、「気候変動に具体的な対策を」、「貧困をなくそう」、「すべての人に健康と福祉を」など、環境、社会、健康の多岐にわたっている。これらの目標を達成するために、わたしにできることだが、たとえば環境問題に関しては、さまざまなエコ・アクションが考えられる。それらはたとえば、焼却ゴミを減らすためレジ袋は受け取らない、衣服はリサイクルやリユースといった持続可能性を意識して選ぶ、食品ロスを防ぐために販売期限がせまっているものから購入する、家電は省エネ機能が優れているものを選ぶといったことだ。また、社会から貧困をなくしたり、人々の健康を保つために、募金やボランティア活動を支援することも、わたしにできることだ。わたしは、たまにではあるがコンビニの専用端末を使って日本赤十字社に寄付をするようにしている。コンビニによっては(ローソンとファミリーマートからは)、タッチパネルを操作して簡単に寄付ができるのだ。日本赤十字社は、人道的な理念のもとに医療支援や地球温暖化対策、ボランティアの育成、SDGsの達成などに取り組んでいる。わたしの寄付はささやかなものだが、こうした小さな力でも、集まれば大きな成果につながっていくはずだ。(582字)
※日本赤十字社へのコンビニからの寄付は、ローソン(Loppi募金)とファミリーマート(マルチコピー機募金受付サービス)の情報端末から可能です。(2023年10月現在)
※面接でボランティア経験について尋ねられた時、「コンビニからボランティアを援助する寄付をしている」と言うと、「何もしていない」と答えるより印象がいいかも。会話のつなぎにもなるし。