30代からの生き方
みなさまは、自分の生き方についてどのように考えていますか?
私は、今年で30歳になりました。
大学院も今年度で卒業です。
来年度からは、いよいよ大学院で学んだことを活かし、看護管理者を目指して頑張りたいと思っています。
その上で最近、自分は一体何者になりたいのだろうか?
そんな風に思うことがよくあります。
今、noteで発信しているのも何者かになりたいからでしょう。
noteを始めた当初は、看護部長になりたいという意欲が非常に高い状態でした。
しかし、そもそもなぜ看護部長になりたいのか、それは目的ではなく、手段ではないだろうか?本当に看護部長でなくてはならないのだろうか?
そんな風に思うこともあります。
看護部長というのは、目的ではなく、手段。それは見失ってはいけないなと思います。
そんな風に、自分は将来何者になりたいのか?
本当にしたいことは何か?
それは、自分の性格や得意なことと一致しているのだろうか?
そんなことを自問自答している毎日です。
大学院では、キャリアに関する研究を行っているため、日本においてキャリア研究の代表者である、金井先生の著書をよく参考にします。
金井先生は、キャリアを
と定義しています。
一見すると何を書いてあるか分かりづらいかもしれませんが、要は、
長期的な仕事生活において、仕事であらゆる経験をし、大きな節目でこれまでの経験に意味づけし、将来を考えていく。
そんな意味です。
つまり、私はこの定義に当てはめると、人生における大きな節目の年であり、これまでの経験を振り返りながら、将来について考えている。そういう時期なんだろうと思います。
私は20代と30代で生き方を変えていく必要があるのではないかと思っています。
私にとっての20代というのは、ひたすらに欲望のままに生き、社会に揉まれながらも反発し、自分の好きなことをしようとする時期でした。
例えば、
・酔ってワイワイするのが楽しいからという理由でお酒を浴びるように飲み、飲み会に明け暮れる毎日。(二日酔いで仕事をすることもしばしば)
・アニメや動画を見て、夜更かしをする日々
・休みの日はお昼まで寝て過ごし
・カッコ良いからとタバコを吸ってみたり
・先輩や上司の愚痴をいう毎日
・とにかく仕事は終わらせて、プライベートを充実することに注力する
こんな風に、楽な方に逃げながら、今が楽しければ良いという価値観で行動していたと思います。
しかし、この生活を30代、40代でも続けていたらどうでしょうか。
家族を守ることもできず、早急な老いに襲われ、ただただ達成感のない日々が過ぎていく。
そんな未来が待っているのではないかと思います。
だからこそ、30歳という大きな節目に、生き方を変えていく必要があると思います。
では、30歳からどのように生きたら良いでしょうか?
私にとって、30代というのは、社会に大きく貢献するための一歩を踏み出す時期。であると認識しています。
どのような形であれ、自分の能力を最大限に活かしながら社会に大きく貢献する方法を模索し、挑戦する。
その時間に多くの時間を費やす。
これが、30代の生き方なのではないかと思います。
それは、決して楽しいことばかりではなく、20代で満たしてきた欲望の多くを我慢しなければならないでしょう。
もしかしたら、人間関係も変化させる必要があるかもしれません。
それでも、貢献した時の達成感や自己実現の欲求が満たされた時の満足感は、今以上のものなのではないかと思います。
少しずつ、自分のこれまでを見直しながら、次のキャリアに進んでいきたい。そんな風に思っています。
長くなりましたが、このような節目の時期にきちんと自分の言葉で言語化して記しておくことは大切だと思ったので、書かせていただきました。
皆様もぜひ、日々の過ぎていく時間に流されながらも、年にこだわらずとも、どこかの節目で立ち止まり、自分のこれまでの人生を振り返りながら、将来について考えてみてはいかがでしょうか。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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