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闇があるから光を感じる。
「有難味」。
苦労があるから平時の有難味が分かる。
失敗するから達成の有難みを感じれる。
親の有難味、自然の有難味、健康であることの有難味…。
万象の存在を心から有難く感じれるようになった時、即ち悟り。
従って悟りには、好もうが好まざろうが苦労や失敗が必要となる。
これに向き合わず、逃げて躱すことばかりを考えている者には、何も訪れぬ。
何も起こらないということは、生きたまま死んでいることと同じ。
「ええ?毎日、楽に楽しく生きることが人生の目的なんじゃないの?そんな苦労とか、失敗とか、なんで態々しなきゃならないの?そんなの意味不明。絶対あえりえない!」
「苦労は買ってでもしろ!っていうけれど、出来ることならする必要のない苦労はしたくない。無駄は悪!もっと楽に効率的に最短距離で行くのが仕事で、勝ち残っていくには必要なこと。成功するための苦労はするけど、そうではない苦労はする必要はないと思うから、意味のない苦労案件は全部断ってます。」
「私の人生は、ずっと苦労事ばかりで、もう疲れ果てました。一向に生活は良くならないし、長年の無理が祟って、体を壊してしまいました。人生、こんなに辛いのなら、最初から生まれてこなければ良かったって思います…」
「苦労や失敗、ど~んと来い!!艱難汝を玉にす!失敗は成功の素!これは先祖からの言い伝え。私は、この教えを守って生きています。」…。
人間、未熟が故に、生きることがそもそも苦しい。
未熟が故に、様々な失敗を重ねる。
しかし、それが実相の答えなのだから、それを甘んじて受ける以外にない。
真理は表と裏の二面性で出来ている。
闇があるから光を感じる。
悪があるから善が分かる。
人間が生きるということは、この二面性を体験すること。
それを敬遠しては、生きることを否定しているのと同じこと。
汝ら、この人生を魂の成長のために使いたくば、苦労や失敗が怖くともその道を進むべし。
この姿勢があれば、やがて生きることへの真の有難味を感じることが出来る。
これ即ち、魂の成長を一つ果たしたことになる。
そのことを肝に銘じ、今ある苦労や失敗から逃げることなく、一つひとつ丁寧に向き合い、克服のための努力を惜しまずい生きます。
有難う御座います。
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