![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/109833062/rectangle_large_type_2_1ef0e71baddb366839c15921c4d74391.jpeg?width=1200)
反省するとは口ばかりで、腹の内は、その逆を思っている。
駄目な自分を立て直し、救おうと思えば、生き方を変えるしかない。
誰からの救済はなし。
神仏に縋ったところで何も起こらぬ。
全ては自分で何とかするしかない。
その最大の鍵は、謙虚さよ。
人間は、身の程を知らなさすぎる。
未熟なくせに、自分勝手で、いい加減で、感謝もせずに欲しい欲しいとばかり縋る。
本当のことも知らずに、真理を否定し、人生を舐めている。
反省するとは口ばかりで、腹の内は、その逆を思っている。
人間のこの馬鹿さ加減は、今に始まったことではない。
長い永い一人ひとりの人生の中で、本来は、たくさんの経験を積み、精進して、魂を成長させるはずが、寧ろ退化し、怠け、衰えていっている。
これ、誰の所為でもなく、全て己自身が拵え積み重ねてきた業。
善く生きることを別な意味に履き違えている。
今の素の自分の姿を、鏡に写して見てみよ。
駄目な自分しか見えぬのならば、性根を元から入れ替え、一からやり直すしかない。
「いやあ、先生、もうこの歳になってやり直せって言ったって、無理ですわ。もう後先ないんで…。これでも真面目に生きてきたつもりなんですがね。仕方ないんです。人間は弱い生き物なんですから…」
…おお、そうか。
人間、死ぬまで生きているっていうことを忘れたか?
生きているならば、やり直せる。
死ぬ瞬間まで変わることが出来る。
お主のその思考、既に死んでいる。
あの世で改心し魂を成長させることは出来ぬ。
この実相の基が理解できるのならば、心を無にして、今一度、真っ白な状態から始め直してみよ。
善く生きるとはどういうことなのか、人生の目的は何なのか…。
生き方が変われば、まだ救いようがあるということだ。
そのことを肝に銘じ、鏡に写しだした駄目な自分に一念発起し、性根を入れ換え、一からまたやり直します。
有難う御座います。
いいなと思ったら応援しよう!
![Hiroto](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/55295975/profile_05674e0975085fd9f30aae7c903e7ccf.jpg?width=600&crop=1:1,smart)