平野紗季子×稲田俊輔、「食」の偏愛対談！（No.1095）

2025年1月30日 08:00

考える人　メールマガジン
2025年1月30日号（No. 1095）

「読書食べ」ってなんだ⁉――編集長のイチオシ

衝撃のデビュー作『生まれた時からアルデンテ』から10年、平野紗季子さんの最新エッセイ『ショートケーキは背中から』（新潮社）が昨年8月に発売されました。その刊行を記念して行われたトークイベントを対談記事「俺たちは『味』を通じて世界をしりたい」として配信いたします。

お相手は、平野さんが「味のオーソリティ」と呼ぶ“食のパイセン”稲田俊輔さん。稲田さんは南インド料理店「エリックサウス」の総料理長をつとめ、文筆家としても大活躍。以前「考える人」で連載していたエッセイは、『お客さん物語』（新潮新書）として2023年に刊行されています。

気心知れたふたりが、ワン・アンド・オンリーな視点で、自由自在に食を語る――その内容が面白くないはずがありません。炊き合わせやちくわぶといった食材や料理から、「読書食べ」や「狭間のスパゲティ」といった斬新な概念まで、食に対する熱量と豊富な経験、たぐいまれな言語化能力によって、「こんなアングルがあったのか！」と蒙が啓かれた思いがすること間違いなし。ぜひご一読ください。

（編集長・金寿煥）（「波」2025年2月号より）

黛まどか『私の同行二人人生の四国遍路』サイン本プレゼント

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