〈お坊さんらしく、ない。〉南直哉さんが語る「恐山」(No. 918)
考える人 メールマガジン
2021年6月17日号(No. 918)
猪木武徳さん『社会思想としてのクラシック音楽』
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先日終了した経済学者・猪木武徳さんの連載「デモクラシーと芸術」が、『社会思想としてのクラシック音楽』と改題し、大幅な加筆修正のうえ、新潮選書から好評発売中です。
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「考える人」と私(18) 金寿煥
橋本治さんが女性について語った、「考える人」創刊第2号の特集「橋本治と考える『女って何だ?』」。その「ロング・インタビュー」で橋本さんは、1980年代以降の女性の欲望や、自身でも現代語訳に挑んだ『枕草子』や『源氏物語』の登場する女性たち、「化粧する性」としての女性、色気の本質など、約30000字にわたって語っています。2002年のことですから、現在に比べればまだそこまでジェンダーに関する議論も盛んではなかった頃に、ここまでシビアで本質的な考察をなさっていたとは、「さすが橋本さん!」の一言です。
むしろ今こそ読まれるべき特集と思うのですが、残念ながらこの「ロング・インタビュー」は書籍などに収録されておらず、古書店などで「考える人」のバックナンバーを見つけていただくほかありません。どうにかして現在の「考える人」、つまりウェブ版で読めるようにできないか、と考えています。
この「考える人」創刊第2号では、第1回小林秀雄賞が発表されています。「考える人」創刊と同時に始まった同賞は、今年で20回目を迎えます(8月に受賞作を発表予定)。第1回の受賞作は、『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』(橋本治著、新潮社)と『文章読本さん江』(斎藤美奈子著、筑摩書房)。以降、毎年10月に発売される「考える人」では、同賞の発表と受賞者のインタビューなどを掲載しています。小林秀雄賞についても、このコラムでいずれ触れてみたいと思っていますが、先を急ぎます。
巻末を見てみましょう。2003年1月4日発売の創刊第3号の企画として、「特別インタビュー 佐藤藍子は何を『迎え撃って』きたのか? インタビュアー:重松清」と「池澤夏樹、テオ・アンゲロプロスに会う。」が予告されています。
前者は結局誌面を飾ることなく、幻の企画として終わってしまいましたが、後者は予告通り、次号に「国境は人の心を距てない テオ・アンゲロプロスとの対話」として掲載されました。
しかし、いずれも第3号の「企画」であって、「特集」とは銘打たれていません。
同じ次号予告に「そして、特集は……。」とあるのは、
ある、ひとりの日本人についての特集です。
準備中のためまだ詳細は明らかにできません(後略)
と、やけにもったいぶった言い回しで、特集の予告がされています。
さて、その「ある、ひとりの日本人」とは――。
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