若松英輔×山本芳久による対談「『人生のソムリエ』になろう」掲載!(No. 909)
考える人 メールマガジン
2021年4月8日号(No. 909)
本当に「世界は善に満ちている」のか?
若松英輔×山本芳久対談「「人生のソムリエ」になろう」
「世界は善に満ちている」――こう言われると「そんなわけはないだろう」と反発を覚える人も多いかもしれません。しかし中世ヨーロッパを代表する哲学者トマス・アクィナスは、この世界の在り方を論理的に分析して、そう結論づけました。好評発売中の『世界は善に満ちている トマス・アクィナス哲学講義』著者、東京大学教授・山本芳久さんに、批評家の若松英輔さんがその真意を聞きます。
第1回 世界を肯定してみよう
第2回 「徳」の力を身につけよう
第3回 「愛」をよみがえらせるために
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いよいよ「汚部屋寸前」だった父の部屋の大掃除に着手。まずは業者選定と初回打合せから。父の自尊心を損なわないように最大限に配慮する姿勢は大いに参考になります。
■第3位 吉川トリコ「おんなのじかん」
15.流産あるあるすごく言いたい
小説家の吉川トリコさんがご自身の流産体験を書いた回が、定期的に読まれています。確かに悲しいことですが、どうして流産の話が避けられ、隠されなければならないのか? 同じ体験をされた方を中心に、支持を集めています。
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えっ!?
久々に自宅に戻った大高さん。愛猫スミチと感動の再会……のはずが??
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■早花まこ「私、元タカラジェンヌです。」(4/6、7)
第1回 早霧せいな
自身も「元タカラジェンヌ」である早花(さはな)まこさんが、宝塚の舞台を去ったあとのセカンドキャリアのあり方をさまざまな方にインタビューしていく連載。第1回のゲストは、元雪組男役トップスターの早霧(さぎり)せいなさん。憧れのトップスターになれたのはコンプレックスと克己心のおかげ。そして、宝塚を去った後に気づいた「肩書」の重さ――。前後編に分けてお届けします。
前篇 コンプレックスだらけ。でも、心は強くしていけるぜ!
後篇 強気な私と弱気な私の、デットヒート
「考える人」と私(9) 金寿煥
坪内祐三さんは、担当編集者との関係性や間合いをとても大事にする人です。「考える人」の人選についても、私の反応を毎回確認されていたので、担当者次第では別の人選になったかもしれません。こちらの経験が浅いことは隠しようのないことだったので、せめてリアクションだけはきっちりしようと、毎回できる精一杯の感想を送っていました。編集者として当然のことですが、その相手が坪内さんだったことで、ずいぶん鍛えられたと思っています。
単行本『考える人』の「あとがき」に、
「私より二十歳近く年若い金さんは(本文中に登場するK青年が金さんです)、たぶんこのような連載を担当するのは初めてだったと思いますが、こちらのかなり気ままな執筆ペースによく伴走していただきました。
編集者は最初の読者であるといいますが、金さんは、まさにその通りの人でした。私は『最初の読者』である金さんのことを常に念頭に置きながら、この『考える人』の連載を続けました」とあります。
今読むと、若造の“教育”までしていただいたのだなと、感謝しかありません。連載が終了した後も関係は続き、あらゆるシーンでたくさんのことを教わりました。以前、坪内さんを追悼する雑誌に「編集者として必要なことは全て坪内さんに教わった」とコメントしたことがありますが、偽らざる気持ちです。計り知れないほどの恩をいただきました。しかしその恩返しもできぬまま、坪内さんは去って行ってしまったのです。(つづく)
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