河野有理と森本あんりが『「反・東大」の思想史』(尾原宏之著)を読む(No.1063)
考える人 メールマガジン
2024年6月13日号(No. 1063)
『「反・東大」の思想史』(尾原宏之著)刊行記念
対談 河野有理×森本あんり
「日本の『反知性主義』を問い直す」
尾原宏之さんの「考える人」連載をまとめた『「反・東大」の思想史』が、新潮選書から刊行されました。
本書では、国家のエリート養成機関として設立された「東大」に対して、昂然と反旗を翻した教育者・思想家たちの系譜を紹介。慶應義塾、早稲田、京都大学から、労働運動家や右翼まで、彼らが掲げた「反・東大」の大義名分とはどのようなものだったのでしょうか? 日本社会を呪縛する「学歴」の不条理から解放されるような気分が味わえる異色の思想史です。
同書の刊行を記念して、東京大学の出身で、尾原さんと同じく日本思想史を専門とする河野有理・法政大学教授と、『反知性主義 アメリカが生んだ「熱病」の正体』(新潮選書、2015年)の著者、森本あんり・東京女子大学学長が、本書をめぐって対談しました。
前編 東大の学費は値上げすべきなのか?
後編 政治家が高学歴化しないのは日本の知的伝統?
アクセスランキング
■1位 村井理子「村井さんちの生活」
義母、はじめてのショートステイに挑戦
■2位 黛まどか「私の同行二人――ふたたびの四国遍路」
第8回 カイロスと呼べる自分だけの時間
■3位 第12回河合隼雄物語賞・学芸賞発表
最新記事一覧
■井上章一さん「土足の限界」(6/10)
第4回 南蛮時代のミサ聖祭
16世紀半ば、日本に伝来したキリスト教。布教のために来日した宣教師たちは、日本の習慣にしたがい室内で靴を脱いだのか――。
南蛮時代の記録から、当時の「宗教施設」のスタイルをたどります。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■note
https://note.com/kangaerus
■X(Twitter)
https://twitter.com/KangaeruS
■Facebook
https://www.facebook.com/Kangaeruhito/
Copyright (c) 2024 SHINCHOSHA All Rights Reserved.
発行 (株)新潮社 〒162-8711 東京都新宿区矢来町71
新潮社ホームページURL https://www.shinchosha.co.jp/
メールマガジンの登録・退会
https://www.shinchosha.co.jp/mailmag/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━