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谷川俊太郎最新作『ベージュ』サイン本プレゼント&朗読動画公開!(No. 877)

考える人 メールマガジン
2020年8月20日号(No. 877)

谷川俊太郎自身が自作の詩を朗読!
『ベージュ』サイン本1名様にプレゼント!


"18歳の日、ぼくは湧きあがる詩を大学ノートに書き始めた。あれから70年ーー"

つねに第一線で活躍する詩人が、未収録の作品から自ら選び、書き下ろしを加えた31篇。88歳の傑作詩集となった最新刊『ベージュ』が好評発売中。

収録作の「にわに木が」と「裸の詩」を朗読する映像をYouTubeでご覧いただけます。ご自身の声で聴く詩は格別、蝉しぐれと涼やかな緑もご堪能下さい。

また、『ベージュ』サイン本が1名様に当たるTwitterキャンペーンも実施中。

【応募方法】
1) 「考える人」のTwitterアカウント @KangaeruS をフォロー
2)  キャンペーンツイートをリツイート

小社の「ソーシャルメディア・キャンペーン 応募規約」はこちらです。

『雑貨の終わり』刊行記念!
三品輝起さん×島田潤一郎さんトークイベント決定!


「考える人」での連載中から大きな反響を呼んでいた三品輝起さん『雑貨の終わり』が8/27(木)に単行本として発売されることになりました!

三品さんは東京・西荻窪にある雑貨店「FALL」を営むかたわら、執筆活動もされており、デビュー作『すべての雑貨』で、「雑貨化している社会」にいち早く着目した〈消費文化論的雑貨考〉が話題になりました。

今作も、無印良品、村上春樹、TDL、街のほっこりパン屋さんと、ありとあらゆるものが雑貨化してゆく現象を考察していく、知的好奇心を刺激される一冊になっています。

本書の刊行を記念して、9/16(水)20時から、下北沢B&Bによるオンライントークイベントが決定! 対談相手は、三品さんのデビュー作を世に送り出した夏葉社の島田潤一郎さんです。

イベントは当日のライブ配信のみですので、ご注意ください。また、「サイン入り書籍つきチケット」も販売中です。

『村井さんちの生活』が単行本に!
村井理子さん×宮下奈都さんトークイベント決定!


以前お知らせしたとおり、村井理子さん『村井さんちの生活』が8/27(木)に単行本として発売されます。

刊行を記念してオンライントークイベントを開催。対談のお相手には作家・宮下奈都さんをお迎えします。

滋賀県在住の村井さんと、福井県にお住まいの宮下さんにお話しいただけるのも、オンラインならではの企画。

共に地方で暮らし、ご自宅で仕事をされながら場所に縛られずに活躍されているお二人に、働くということ、家族との暮らし、そして子供との関係の変化などについて、たっぷりと語っていただきます。

8/27(木) 20:00開始予定ですが、アーカイブ配信(期間限定)もありますので、当日の都合が悪くても大丈夫! こぞってお申し込みください。

アクセスランキング

先週お休みしたので、2週間分のページビューを集計いたしました。

■第1位 Superfly越智志帆 「ウタのタネ」
二番目な私たち

2週連続1位! 三姉妹の真ん中である志帆さんが考える「第二子」考。ミュージシャンとしての越智さんとは違った一面が見られた記事で、独特の観察眼が魅力的です。

■第2位 吉川トリコ「おんなのじかん」
21. リトルブラックドレスはもういらない

大人の女にはリトルブラックドレスが不可欠って思ってたけど、それって〈LBDの呪い〉かも? いくつになろうが、自分の好きな服を好きなように着たい!

■第3位 安田菜津紀の写真日記
被害の苦しみ、加害の記憶

8月15日の終戦記念日によく読まれました。安田さんが大学生の頃に出会った、元BC級戦犯でニューギニア戦線経験者の飯田進さんのお話を通じて、戦争体験を語り伝えること、戦争について考え続けることの難しさと大切さを綴っています。

最新記事一覧

■若菜晃子「おかしなまち、おかしなたび 続・地元菓子」(8/6)
お盆さんの安倍川餅

山梨県の塩山で見つけた「お盆さんの安倍川餅」。かの地では、お盆の安倍川餅は食べるのではなくお供えだそう。そして信玄餅と安倍川餅の関係の謎にも迫ります……!


■大高郁子「考える猫のその日暮らし」(8/17)
残暑見舞いに一句

スミチから残暑お見舞いが届きました。みなさん、水分をこまめに摂って熱中症に気をつけていきましょう!


■安田菜津紀の写真日記(8/18)
「シンボル化」ではなく、共に歩むこと

香港民主化運動やMeToo運動など、社会的事件/現象が起こった時、特定の人を「シンボル化」してしまう傾向に、安田菜津紀さんは警鐘を鳴らします。特定の誰かに背負わせるのではなく、私たち一人一人ができること。


■吉川トリコ「おんなのじかん」(8/19)
22. お金なんかと君は言うけれど

お金に困らない相をしていると言われたことのある吉川さん。お金のない生活も、まとまった額を手にした経験も味わった今、改めて考える「お金」の話。

編集長のお気に入り

◎ゲーム「フォートナイト」内での米津玄師ライブ

 ゲームを日頃しないので、生半可な知識ですいません。でも、もうすぐ50歳になる私の周辺を含め、このニュースはまだ届くべきところに届いてないような気がするので、書いてみます。

 まず「フォートナイト」は、アメリカのエピック・ゲームズという会社が販売、配信しているアクションゲームです。最大100人で最後の1人もしくは1組になるまで戦うバトルロイヤル形式が流行っていて、無料でプレイ可能だということもあり、今、世界で一番やっている人が多いのが、このゲームだそうです。
 私自身は、全くやったことがないのですが、テレビ東京のテレビ番組「有吉ぃぃeeeee!~そうだ! 今からお前んチでゲームしない?」でゲーム実況されているのは見ていました。ほぼ、プレイステーション2時代までしか知らない自分にとっては、(年齢的な目の衰えのせいもあるのだと思いますが)動体視力がついて行けず、こんな複雑な動きをやっているのかと驚きました。
 今回書きたいのは、そのゲームの中に戦闘をしない区域を作り、そこにみんなをアクセスさせて、ミュージシャンがライブをやり始めたという話題です。今春にも、アメリカのラッパー、トラヴィス・スコットが「フォートナイト」でバーチャルコンサートをして、話題となりました。
 そして今回、米津玄師がニューアルバム「Stray Sheep」の発売を記念して8月7日から8日にかけて3回ライブをおこないました。これは30分くらいのきちんとしたライブで、なかなか見応えのあるものでした。セットリストは、「迷える羊」「感電」「砂の惑星」「パプリカ」「lemon」の5曲。
 よく考えると、ミュージシャン側がやっていること自体は無観客配信ライブと変わりない気がしますが、中に入ってみると、自分がその世界でアバター(分身)となり、周りの客もアバターになっているのは不思議な感じです。自分が動くと、ライブ画面の見え方も変わっていく、というのもライブ会場にいるのと変わりません。何より、映画「アバター」「レディ・プレイヤー1」で未来の風景として見たはずの世界がもう実現していることに驚きます。

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