お金の不安で泣いた夜
53,670円。
現在、自分探しの旅に出ているアラサー女の自由に使えるお小遣い口座の残高だ。毎日の食べ物やシャンプーなどの生活必需品の買い物を終えた後に、まじまじと口座を確認するとなんとも落ち込み、今日はいつものように気持ちを戻せなかった。2桁万円のときはどこかまだ心に余裕があったのだろう。。
今夜は、将来の不安、明日からが心配な気持ち、自分のことが情けなくてやるせない気持ち、プライドの傷…アラサー女にとって自由に使える口座のお金が減る一方で、この先何ヶ月も増える見通しがないとなると焦りと情けなさで涙がポロポロと出てきて、しばらくとまらなかった。
税金や固定費を支払っている口座とは分けているためこの数倍の貯蓄は総資産としてかろうじてあるものの、お金がないとそして増える見通しもないとこうも惨めな気持ちになるのか…現在は外国にいながら1桁万円は稼げるようになったが、生活必需品を購入したらすぐに飛んでいってしまう額だ。
こんな状態でも…ここのところずっと、ごはんをご馳走してあげたい友達や、宿としてお家にとめてもらいお世話になった知人には、ありがとうの気持ちでご馳走したり、奮発した自分では買わないようなお花やマッサージオイルをプレゼントしたりしていた。それが、自己肯定感にも繋がっていたのだろう。心の余裕をもって自分や周りの方々にお金を使うことにだんだん限界を感じてきている今、まさに現実をつきつけられたように落ち込み1時間ほどベッドで縮こまっていた。しばらくして、シャワーを浴び、心の整理のためにこのノートを書いているところだ。
本当の意味での広い心で自分にも他人にも、お金を支払えない自分が情けない。自分の小さな幸せのために、10ドルのお花すらも我慢、果物は食べたくても我慢、ヨガパンツは値下げ付が2回もついたクリアランスのもの→それでも買ったあとの罪悪感に悩まされること、お金の不安で友達の映画を見に行く誘いも断ったこと…
こんな夜を超えられるだろうか。🌃🐏
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