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#26...読書習慣 最強リーダーの「話す力」①
前提
著者 矢野香さん
元々NHKでアナウンサーをされ、退局後に「他者からの評価を高めるスピーチトレーニング法開発」を研究して博士号を取られたそうです。
(Wikipedia引用)
朝の通勤電車で30分読書を習慣化していく上で、今回はこの本を読んで自分の伝える力を見つめ直そうと思う。
通勤のある日に毎日学んだことをメモすることが目的のnoteです。
組織の責任者を任されて、人前で話すことにそこまで苦手意識はないものの、人を動かすまでにはいたらないな、と感じることがあります。
特に、自分が同じ環境で同じ苦労を分かち合ってきていない職場の責任者になった場合には、余計にそう感じるものかもしれません。自分の言葉が相手に刺さっていないと感じることもあるのではないでしょうか。
そういった背景から、この本を手に取ってみました。
はじめに
人間に授けられた才能の中で、演説の才能ほど大切なものはない。
第二次世界大戦時のイギリスの政治家であった、チャーチル氏の言葉だそうです。
多くの人を率いる立場にある人が発する言葉によって、その集団がどのくらいのエネルギー量を持つかが決まる、ということなのだと感じました。
はじめに、を読みながら早速共感し、かつ「あぁ、自分も自分のチームに対してそういう影響力を発揮したいなぁ」という気持ちになりました。
第1章 リーダーの話し方はこれだけをやればいい
セルフパペット
このキーワードがとても自分に刺さりました。
リーダーを演じる。
以前、社長から「責任者と言っても、体調が悪かったり、ストレスでしんどかったり、人間として波が当然あるだろう。でも、メンバーの前では【責任者、リーダー】である必要があるもの。メンバーは、体調が悪いリーダーや、機嫌が良くない責任者は求めてないでしょう。あなたたちは、理想のリーダーを演じる必要があるのです。」ということをアドバイスいただきました。
趣旨は、この本で読み取ったことと同じで、とても共感をしました。
素の自分とは異なる、リーダーとしての自分を、操り人形のように自分でコントロールする。
これまで、「自分はリーダーなのだから、あれもできて、これもできて、全部を完璧にこなせないといけない!それができない自分はダメなリーダーだ!」と思っていたところがありました。
この章を読んで、必ずしも素の自分までが完璧である必要はないことを再認識して、あくまでもそういう完璧なリーダーを演じればいいのだ、と切り分けることができたのはよかったな、と思います。
この本の良いところは、そのセルフパペットをどうやって作り上げていくのか、その具体的なやり方を書いてあるところだと思います。
なるほど!と思えたところが多かった第1章です。
今日の勉強はここまでにします!
最後までありがとうございました。