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サステナビリティ、脱炭素、カーボンニュートラルに今興味がある会社員です。

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最近の記事

#40...業界標準と他社事例から学ぶ、効果的なカーボンニュートラル戦略(4/52)

イントロダクション:他社の成功事例を活かす意義カーボンニュートラルを目指す際、他社の成功事例や業界標準から学ぶことは非常に有効です。特に、自社がまだ取り組みの初期段階にある場合、すでに一定の成果を上げている企業の実例を参考にすることで、どのようなアプローチが効果的かのヒントを得られます。業界によって排出源や改善ポイントは異なりますが、他社の実践から得られる知見は、自社の計画策定において大きなメリットとなります。 カーボンニュートラルは企業の社会的責任を果たすだけでなく、コス

    • #39...現状を把握せよ!企業のCO2排出量を見える化する(3/52)

      イントロダクション:なぜ排出量の「見える化」が最初のステップなのか企業がカーボンニュートラルを目指すためには、まず自社の現状を把握することが不可欠です。特に重要なのが、自社がどれだけのCO2を排出しているかを正確に「見える化」すること。このプロセスがなければ、どの領域で改善すべきかも、どれだけの成果が出ているかも測れません。多くの企業は、エネルギーコストや設備の効率化に関しては知識がある一方で、CO2排出量を正確に把握するためのデータ収集には手間がかかり、初期段階で躓くことが

      • #38... カーボンニュートラルとは?企業にとっての意義と課題(2/52)

        なぜカーボンニュートラルが重要なのか最近、ビジネス界でもよく耳にする「カーボンニュートラル」という言葉。各国政府や国際機関が2030年、さらには2050年までにカーボンニュートラルを達成する目標を掲げており、企業にとっても無視できないテーマになっています。カーボンニュートラルとは、簡単に言うと、温室効果ガス(主に二酸化炭素)の排出量と吸収量を均衡させることを指します。つまり、排出するCO2をゼロにするのではなく、出した分を自然や技術を使って吸収・削減し、差し引きゼロにするとい

        • #37...企業の脱炭素化への道:ゼロからの挑戦(1/52)

          なぜ脱炭素化が企業にとって避けられないのか気候変動がもたらす影響は、私たちのビジネス環境を根本的に揺さぶっています。ますます厳しくなる規制や、顧客の環境意識の高まり。こうした状況で、企業にとっての「脱炭素化」はもはや選択肢ではなく、生き残りのための必須条件となりつつあります。しかし、多くの企業が「何から始めればいいのか?」という問いに直面し、動き出せずにいるのも現実です。特に中小企業や、まだ脱炭素に関しての計画が進んでいない企業にとって、その第一歩は非常にハードルが高く感じら

          #36...管理会計からの脱炭素経営

          今、私が勤めている会社では、サステナビリティ経営を推進しようとしています。 その中で、私には脱炭素経営の基盤を作ることを役割としていただくことができました。 これまで、管理会計をメインに仕事をしてきて、自身の伸び代に課題を感じていた中で、良いテーマと巡り会えたと思います。 管理会計畑の方々が、キャリアをジャンプアップさせることにもつながる可能性を感じたので、自身の取り組みを今回整理してみます。 脱炭素経営の狙い私なりの理解です。 以前のnoteにもまとめたものの、改めて今の

          ¥300

          #36...管理会計からの脱炭素経営

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          #35...オンとオフの切り替え

          はじめに仕事中は、ずっと精神的にONの状態なので、家に帰った時とか、休みの日とかはさすがにOFFにして、ゆっくり休みたい。 そんな風に思ってました。 ただ、自分の人生をより良くしていこうと思った時に、ONと OFFがあっていいのだろうか?と気付かされたことを今回まとめてみます。 そもそもONの状態とは?私が思うに、家族と違う第三者に会うような場面を想像します。 出会った時には感じよく思ってもらえるように、笑顔でハリのある声で挨拶してませんか? それって、自分が相手にどう思っ

          #35...オンとオフの切り替え

          #34...実在証明からの新人のありがたさについて

          はじめに小学生の我が子が図書館でエジソンの伝記(漫画)を借りてきて読んでいた時に、ふと質問してきた。 「エジソンって、本当にいた人なの?」 意外な質問だった。 「今の色々な技術の基礎になるような発明をした人だから、実在してるよ」 と思ったように返事したものの、どうやらそういうことではないらしい。 「この本を書いた人は、実際に会ったことあるの?  会ったことないのに、何で本が書けるの?  エジソンの名前は、本当は  トーマス・アルバ・エジソンらしいけど、  アルバが付

          #34...実在証明からの新人のありがたさについて

          #33...イライラについて考える

          はじめにコロナもだいぶ落ち着いて、はや1年くらい経過したのでは? 通勤の電車も人が増えて、かつてのように隣の人と接触するくらいの距離感が戻ってきた。 そうなると、やはり気になるのが乗車してる人たちのマナー。 ラッシュ時に、ドア付近で頑なに自分の場所を確保する人や、待ってる列を横から割り込んで、我先に空いてる席を取りに行く人。 そういう人に出会う機会が増えたと思う。 マナーが悪い人に遭遇したとき自分の気持ちは、まず間違いなく『イラッ!』となってる。 『周りの人のことを考えて行

          #33...イライラについて考える

          #32...続け方、習慣化の仕方

          はじめに物事をやろうと決めても、なかなか続かないことが多い。 筋トレしよう、スキンケアしよう、勉強しよう。 自分を変えたいと思うけど、自分の気分の波に打ち勝てずに結果なかなか変われない。 こんな自分はダメだなぁ、と負のスパイラルに陥る。 ただ、そんな自分の隣で着実に新しい習慣を身につけてる人がいたので、コツを聞いてみた。 高すぎる目標を立てないたとえば、 『夏に向けて、今日から毎日筋トレするぞ!』 と決心した時の自分のテンションって、盛り上がってるから、かなりアグレッシ

          #32...続け方、習慣化の仕方

          #31...カーボンニュートラル

          はじめに一昔前からカーボンニュートラルという言葉を耳にするようになって、『なんか地球温暖化してるから、二酸化炭素を減らそう的なことかな。個人で頑張れる範囲でやろうね、とかそんな努力義務かな』くらいに思ってた。 今回、勤め先の方針で会社としての活動も本格化することになり、その活動に関わらせてもらう機会ができたことで、自分の認識が改まった。 自分の知ったことをoutputしてみたいと思う。 世界的な動きまず、基本的には地球温暖化って昔から言われてたから、今更何でカーボンニュート

          #31...カーボンニュートラル

          #30... 読書習慣 眠れなくなるほど面白い社会心理学②

          組織を率いるリーダーを任せられると、メンバーがどんな心理状態なのかや、どのように物事を進めるのが最も効率が良いのかが気になると思います。 そのような疑問に対して、社会心理学という切り口から本を読みながら考えてみる回です。 前回は何故集団はモノを言わなくなるのかということから始まり、集団浅慮ということを取り上げそれに対してどう手を打つかまでを記載しました。 気になる方は末尾のリンクからご覧ください。 社会的促進と社会的抑制自分以外の誰かがいることで、仕事のパフォーマンスがあ

          #30... 読書習慣 眠れなくなるほど面白い社会心理学②

          #29...読書習慣 眠れなくなるほど面白い社会心理学①

          組織を率いる、プロジェクトを動かす、そういったリーダーシップを発揮する時に、メンバーはどんな心理状態なのかを理解してみるために、この本を手に取ってみました。 また何回かに分けて、理解したこと、印象に残ったことをメモしていこうと思います。 本書の基本情報著者 亀田達也さん Wikipediaによれば、ご経歴は以下の通り。 社会現象と心理学見て見ぬふりが起きるのはなぜか?というテーマを取り扱っているセクションがありました。 仕事をする中でも、新しいことへのチャレンジが必要に

          #29...読書習慣 眠れなくなるほど面白い社会心理学①

          #28...読書習慣 最強リーダーの「話す力」③

          これまで、この本について読みながら感じたことを2回書いてきました。 今日はその3回目で、締めくくりにしようと思います。 この本を読む意味至った経緯、感じたことは末尾にリンクを貼っておくので、もし興味を持っていただけたらご覧ください。 これまでの振り返りリーダーとして、影響力を発揮する話し方をする上での、大切なポイントをまとめてくれている本で、過去2回では、 セルフパペットを用いて、理想とするリーダーを自分に演じさせることを意識する。素の自分と切り離すことで、ある意味で自

          #28...読書習慣 最強リーダーの「話す力」③

          #27...読書習慣 最強リーダーの「話す力」②

          前回に続き、この本を読んでの気づきを自分の中で整理しようと思います。 前回の振り返りセルフパペット 前回は、「セルフパペット」というキーワードが、自分の中に非常に刺さった、と記載しました。 例えば、社内異動でこれまでとは異なるチームのリーダーを任された時、転職して全く違う組織のリーダーを任された時、自分の影響力を発揮するためのバックボーンが、ポジションパワーしか無くなることは、ありうる話だと思います。 自分が発するメッセージを、聞き手がどんな気持ちで受け取っているのか

          #27...読書習慣 最強リーダーの「話す力」②

          #26...読書習慣 最強リーダーの「話す力」①

          前提著者 矢野香さん 元々NHKでアナウンサーをされ、退局後に「他者からの評価を高めるスピーチトレーニング法開発」を研究して博士号を取られたそうです。 (Wikipedia引用) 朝の通勤電車で30分読書を習慣化していく上で、今回はこの本を読んで自分の伝える力を見つめ直そうと思う。 通勤のある日に毎日学んだことをメモすることが目的のnoteです。 組織の責任者を任されて、人前で話すことにそこまで苦手意識はないものの、人を動かすまでにはいたらないな、と感じることがあります。

          #26...読書習慣 最強リーダーの「話す力」①

          #25...目的とリスクの関係性

          最近、望月安迪さんの目的ドリブンの思考法という本を読んでます。 目的と目標、そして手段をどのように絡ませるのか。 組織をマネジメントしていく上で、いかに目的をキッチリ作ってメンバーに浸透するかで成果が大きく変わる。 こう書くと、よくある自己啓発本と変わらないように見えるのですが、それは私の語彙や表現力の足りなさゆえです。 正直に、自分としてはこの本に出会えて良かったと思ってます。 感覚的に理解していたことを、言葉で整理してもらえた、という感覚です。 また、それを自部門の次期

          #25...目的とリスクの関係性