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「クリエイター1年目のビジネススキル図鑑」は、仕事をするひとみんなの参考になる
仕事でもお世話になっている、しろしinc.の山田さん初の著書を買ったので早速読みました。
タイトルからも分かるようにクリエイターを対象とした本ですが、読んでみたら会社員もふくめて仕事するひと全員の必須科目ばかりじゃないか!
社会人歴がわりと長い人でも、自分の職種以外の仕事は他部署に任せきりになっているとおもうんです。
例えば、私はずっと広報やマーケの部署なので、契約書の話になると法務部に頼りきりです。
しかし、最低限の基礎知識や、契約書はなんのために存在するのかが分かると、法務部にお願いをする場合でも「これって問題ないんでしたっけ?」など意味を理解してコミュニケーションできるようになります。そうすると、ちがう職種間で生まれがちな「当たり前」のちがいによるトラブルやミスも減りそうです。
この本の全項目が、基本から分かりやすい文章と図で説明されているのですが、そのなかでも特に印象に残ったパートはこのあたり。(読みながらメモしました)
「お金を稼ぐ」ことに抵抗がある人は「創作を続けるための仕組み」と考える。
この本を出版社に提案したときの企画書をもとに「クライアントモデル」を説明。最終的にできあがった物(書籍)を目の前で読んでるのでわかりやすい。QRコードから実物もダウンロードできる。太っ腹。
企業との打ち合わせの型も、名刺交換したら席順に並べる、などかなり細かく書いてあり社会人経験の少ないひとや特殊なベンチャー経験しかない社会人にとっても実用的
契約書や税金など、小難しく思えるような事柄も基本からわかりやすい説明と図解で紹介されている。クリエイターではなく会社員でも扱う部分なので仕事するひとみんなの参考になる
なにか困ったや疑問がうまれたときに、その都度関連ページを振り返ることができる、まさに「図鑑」です。一家に一冊。
あと、山田さんの素晴らしさをもうひとつ。
私は山田さんが会社と立ち上げたときのこのnoteがすごく好きです。何度も読みました。
萎縮してしまって、本来だったら生まれるはずの「もう1作品」が生まれなくなる。そんなことを避けて、一緒に「もう1作品」を創っていくために、Ciroci inc.は存在します。
"生まれるはずの「もう1作品」を創る。"
見出し画像のこの言葉を最初に見たとき「あぁ、私がやりたいのはこれだ…」と震えました。
noteでも、クリエイターの不安や悩みを少しでも減らして「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする。」を実現していきたいと思っていたので、第一回の勉強会を山田さんが快諾してくださったときは本当に嬉しかったです。
第一回で著作権について説明してくださった内容は、こちらで公開してくれています。太っ腹。
そんな山田さんと、今夜(5/30)は商標権について教えてもらえるオンライン勉強会を開催します。
ここ最近話題になった、「ゆっくり茶番劇」の商標をめぐる問題をきっかけに企画した緊急開催番組です。
急な依頼にもかかわらず、山田さんは「やりましょう!」とすぐお返事をくれました。書籍からもにじみ出ている、クリエイターの創るのって楽しい気持ちを応援したい、という思いから依頼を受けてくださったんだと思っています。
商標も、創作をするひとが知っておくとよい知識のひとつ。私自身もまだまだ知らないことが多いので、いつも分かりやすくクリエイターに寄り添って説明してくれる山田さんから、いろいろ学ぼうと思います。
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