家庭科室のトラウマ【気象病】
小学校高学年の頃から兆候が現れた気象病の症状。
高校生の頃になると、天気の悪い日は、より一層騒がしくて眩しくて頭痛がして、酸欠感に苛まれていた。
今思えば
私の 気象病=天気痛(頭痛)+感覚過敏悪化
だったんだろうなと。
ある天気の悪い日の家庭科室での授業。
例によって体調が悪くなり、
呼吸に集中するのがやっとで、
黒いカーディガンの下で速く脈打つ胸を眺めていた。
配られたワークシートの枠線が無駄に太くて、そのコントラストが眩しく、黄色と白に残像が残ってチカチカして気持ち悪かった。
その後も家庭科室は体調が悪くなりやすくて、
毎回身構えながら足を運んでいた。
大学生になってから、雨の日の感覚過敏の悪化に加えて、家庭科室ではさらに感覚過敏の症状が強く出ていたこと、その理由が家庭科室は通常教室と同じ白い壁に加えて、机の天板が真っ白だったからだと気付いた。
当時原因に気づいていれば、
白い机やプリントに対する工夫ができたかもだし、
数分でも、うす暗い所で目を瞑ってから戻れば、
ただ座っているだけでなく、授業の内容についていけたかもしれない。
そんなことを今更になって思う。
そして、今現在同じ思いをしている学生がいるならば、この記事からヒントを得て少しでも苦痛を和らげられたらと思う。