ADHDあるある&才能発揮するには
学校でも、会社でも、
今どんな状況でなにが起こってるか、
いま何をする時間なのかわからないことが多い。
会社の会議の話の流れについていけない。
学校では、
クラスがざわざわ動き出してそれになんとなくついていく。
先生の話を聞いていないのでどっと笑い声が起こってもみんながなんで笑ってるのかがわからない。
会社でも何が起こっているかイマイチわからない。
自分の業務がはっきり把握できない。
把握できてないから、すべての業務に不安しかない。
霧の中を手探りで歩いている感覚。
それっぽく誤魔化してるってのはすぐバレる。
「話聞いてる?」と顔の前で手を振られても聞けない時は聞けない。
↓こんな感じの状態
ADHDは、
「全体像を自分で掴めているか」
がすべてです。
自分の中でしっかり全体像の把握ができていて、腑に落とせているか。
それも数値やノウハウなどの形骸的なものではなく、
抽象的で本質的な意図が感覚として腑に落とせているか、
がすごい大切です。
これができると初めて「ほんとうのやる気、腹落ちしたロードマップ」みたいなものが出てきます。
その物事の深い意図を先に知る。
わかるまで聞く。
深い意図や全体像の構想を先に理解する。
ADHDの人は普段誰でもできることに苦戦しているため、
「こいつは当てにならない。」
と、一人前の戦力としてカウントされないことが多々あります。
そしてそれにあぐらをかきはじめる。
「責任感がない」というポジションを確立させる。そして悪循環はつづいていく。
本当はやる気を出している時の方が人間みんな楽しいのに、どんどん受け身で業務に追われるだけになっていきます。
切り取ったある一部のパズルのピースを押し付けられることは、仕事を与える方もADHDにも、双方にとって悲劇しか生みません。
そもそも完成しないし、中身のクオリティはお粗末とも言えないレベルのもの。とんちんかん。
納期も守れない。
だけど、
深いところでの構想や意図などをきちんと理解できた時は、適切な動きをすることができ、行動力も発揮することができます。自主性や創意工夫などにおいても能力を発揮できます。