「ドラマにおけるキーンタイムについて」

…て何のこっちゃねん笑。
単に演出の話です。

『ガリレオ』『SPEC』『アストリッドとラファエル』なんかはそういう演出がある。

『SP警視庁警備部警護課第四係』は推理タイムとはまたなんかちょっと違うんだけど、特殊能力発動タイムですかね。予知・妄想タイム（キーンタイム）ね。
SPで気になる能力は、他にもあって足跡を見ただけでその人の年齢や性別や身体的特徴がわかる、みたいな、そっちのが好き。ネイティブ・アメリカンがする技術みたいなの。どっちかというと『シャーロック』とかで、人を一目見ただけで、その人がどんな人でどういう癖があって生活習慣で、みたいのを瞬時に見抜く能力に近い（『相棒』の杉下右京さんもこの能力の持ち主ね）。観察眼が鋭いというか、あれもまた天才型なんだけど、そういうのを表すエフェクトもシャーロックは良かったけど、日本のドラマであれをやると二番煎じ感は拭えない。いや悪くはないけど。

最近気になったのは『祈りのカルテ』かな。うーん。なんとも言えないあの演出。決め台詞も。無理しないで、と思ってしまった。うまくいくかいかないかはやってみないと分からない面もありますけどね。

あ、『MIU』とか『アンナチュラル』はそういういわゆる謎解きタイム的なものはやらない、という気概で作ったドラマというのはどこかでお見かけしました。それは…見ていて伝わってきました。どちらもすごく好きなドラマです。

演出って難しいね。コメディータッチでもシリアスタッチでも、取り扱いが難しい気がします。はい。ま、チープでも良いんだけど。

サムネの絵はサンナーンの絵です。魚かな？