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小室哲哉の集大成アルバム「TETSUYA KOMURO ARCHIVES」を個人的解説レポート

その前に
小室哲哉と自分について

先日ブログ内で熱い安室ちゃん引退の記事を書きました。自分が安室奈美恵のファンかはよく分からなかったのですが、1つ言えるのは、僕は間違いなく小室哲哉のファンでした。今でもファンです。あのメロディが、若かった僕をとてつもなく興奮させてきました。一時期、「この良さを一番理解できてるのは俺じゃないか!」と本気で思ってたほどでした。ちなみにファンの自分でも歌詞は馬鹿っぽいなと思ってます。曲の良さだけで売れることを証明するためにわざと馬鹿な歌詞にしているのでしょう。小室馬鹿歌詞ベスト5をいつかお届けします。

ちなみに僕にもヒリヒリしてた時代があり「小室(J-POP)が好き!」って大きな声では言えなかった時期があります。実際に小室のメディア露出が減り興味自体も薄まったこともありますが、それよりもお洒落な曲を探したり部屋にレコードプレーヤーを置いたりと、自分がかっこよく見える方に注力したものです。自分を満足させるために音楽を聞いてなかった時代が確実にあります。その反動か、聞きやすいR&Bとかハウスとか見つけるとすごい愛しますよね。
今はおじさんになって、何も気にせず好きな音楽を聞けている気がします。音楽以外でもなんでもそうなると楽しいものです。洋服でもご飯でも生活でも一緒にいる人でも。自分にあったものを好きになりそれを躊躇なく選べる状態。

小室哲哉は2018年に突然引退しました。終わり方は色々言われていますが、あの人の功績や才能を考慮するともうどうでも良いとか思ってしまいます。いや、あの報道が本当なら奥様や家族からしたらたまったもんではないんですけどね・・。

その引退のタイミングでベストアルバムが発売されました。
TETSUYA KOMURO ARCHIVES

これまでもたくさんの大型ベストアルバムが出ましたが、レーベルや時代を超えてここまで集まるのは初めてでしょう。全8枚組で、計100曲!
というわけで一曲ごとに思い出や感想を語りますよ!実際にこのアルバムを初めて聞きながらリアルタイムで感想書いてます。

今回のアルバムは年代順に収録されているのですが、8枚のCD単位ではでいったりきたりするので、せっかくなので完全に年代順に並べています。
それではつまらぬものをどうぞ。
先に言っておきますが、マニアなくらい詳しいわけではありません。ずっと愛してきたおじさんの日記です。はじまりはじまり。


『T盤』[DISC 1]  1980-1988

01. Missオレンジ・ショック「愛しのリナ」1980
知らなかった。結構イケてる。YMOぽい。
ちなみにカネコが産まれた年。

02. スピードウェイ 「OH! MISTAKE」1980
知らなかった。声が宇都宮だったので調べたらTMNのメンバーが在籍したバンドとな。TMNより少しロックぽい。

03. 岡田有希子 「Sweet Planet」1980
知らなかった。全然しらんやん!これ以降もアイドル歌手に書いた曲は多いのだけど結構どれも好み。岡田有希子さん歌上手だったのね。先輩の松田聖子ぽい。色々なことを想像してしまう・・。

04. 渡辺美里 「My Revolution」1986
言わずとしてた傑作。初めて聞いた時衝撃走りました。これが良い曲ってやつやん!と。
未だに前奏だけで興奮します。前奏だけで興奮する曲もいくつかあるのでこちらもまとめたいです。
収録順を見てかなり初期の曲ということを知りました。

05. 渡辺美里 「Teenage Walk」1986
これも好きです。未だに聞きます。
ちなみに個人的渡辺美里ベスト5は、My Revolution、悲しいね、10 years、サマータイム ブルース、夏が来た!です。

06 中山美穂 「JINGI・愛してもらいます」1986
前回のベストアルバムで知った曲。まあまあ。
このあたりの歌は、当時の芸能界のアイドル達の渦の中を見てみたい気にさせられる。

07. 堀ちえみ 「愛を今信じていたい」1987
知らなかった。
小室のアイドル曲は、アイドルぽい曲調の中にちゃんと小室節が入る。

08. TM NETWORK 「Get Wild」1987
名曲。こちらも前奏からかなりきます。
ずっとかっこいいです。後のglobeカバーも結構かっこいい。
ただし少しバナナマン日村の顔が浮かびます。

09. 松田聖子 「Kimono Beat」1987
まあまあ。
ちなみに松田聖子は大好きですが、元々アップテンポな歌が似合わないですよね。
年上の男の人に切なく振り回されているみたいな甘酸っぱいみたいなのがすごく力発揮する。

10. 中山美穂 「50/50」1987
まあまあ。間奏がマリオカートの海岸のステージぽいといつも思う。
この人はあまり歌がうまくないので、少し魅力落ちる。

11. 渡辺美里 「悲しいね」1987
さっき、渡辺美里ベスト5をあげたときに入ってた曲が流れてきた。小室作曲だったのね。
サビから突然グオーっときます。
渡辺美里は色んな雰囲気の曲に対応できる表現力が素晴らしい。

12. TM NETWORK 「BEYOND THE TIME (メビウスの宇宙(そら)を越えて」1988
懐かしい。
けどせっかくならデビュー曲である金曜日のライオン入れてほしかった。

13. 小泉今日子 「Good Morning-Call」1988
これも前回知って、ものすごい好きな歌。
まずキョンキョンxTKってのも興奮するけど、曲や歌詞の世界観が好き。これも当時のキョンキョンはどんな生活や恋愛をしてたんだろうって想像してしまう曲。
なんとなくハワイを想像させる。
初めての方へ、ブログ筆者はハワイを愛しています。


『K盤』[DISC 1] 1988-1994

01. TM NETWORK 「SEVEN DAYS WAR」1988
説明不要の名曲。
僕ら世代だとセットで「ぼくらの七日間戦争」が思い出されるでしょう。

02. 宮沢りえ 「ドリーム ラッシュ」1989
かわいい曲。上記の「ぼくらの七日間戦争」で主役を演じた宮沢りえが歌う。丁寧に歌う感じが器用さを感じさせ、アイドルから大女優に転身できた片鱗が伺える。(大げさ)

03. 小室哲哉 「RUNNING TO HORIZON」1989
やっぱり入ってきたか・・という曲。
小室哲哉本人が歌います。すごく下手です。
この人、他の曲でも歌いすぎるところがある。そのあたりを客観的に見れたら良かった。
映画でもそうだけど、本人が役者もやるのはあまり好みじゃない。クリント・イーストウッドは特別です。

04. 田中美奈子 「夢みてTRY」1990
知らなかった。あまりパッとしない。
そんなことより、芸能界の全アイドルに歌書いたんか?

05. 郷ひろみ 「空を飛べる子供たち~Never end of the earth~」1991
よく知らなかった曲。やや壮大。子ども歌唱パート多め。それでいいぞ。

06. 小室哲哉 「永遠と名づけてデイドリーム」1991
知らなかった。バカなタイトルですねー。シンプルながらあまり意味が分からない文章です。
曲はキレイですが、歌声でよく入ってきません。

07. 観月ありさ 「TOO SHY SHY BOY!」1992
きました前奏興奮ランク入る曲。
これまでのアイドルへの提供曲とは格が違います。
歌が下手なのがとても残念。
今調べると、このアルバムには同歌手の「Happy wake up!」が入ってない!あれこそアイドルxTKの完成系と思ってます。こちら↓



08. TRF 「EZ DO DANCE (7" MIX)」1993
ブレイクダウン!小室劇場の始まりです。目をつむるとSAMが踊っています。
印象としては、小室黄金時代はここから始まります。

09. 牧瀬里穂 「国境に近い愛の歌」1993
知らなかった王道アイドル曲。
EZ DO DANCEと同時にこれを作れる。変人だ。

10. 中森明菜 「愛撫」1994
明菜感がしっかり出てる。
なかなかの名曲。

11. TRF 「survival dAnce ~no no cry more~ (original single chart mix)」1994
前奏の謎の「ホワー」でイントロクイズみんな正解出来るやつ。
すごい名曲だけど、サビのすごい明るい感じはそこまで好みではない。そこ以外がすごい好き。

12. TRF 「BOY MEETS GIRL (RADIO ON AIR MIX)」1994
これも神曲。

黄金時代はスタートダッシュがすごいです。
ラジオで初めてこの曲聞いた時は、一日中この曲とこの歌の主人公の事を考えていた。
イントロや間奏に入る謎の暗号みたいなのは未だに謎。
この辺りからカネコ少年はリアルタイムで小室を追い始める。

13. 篠原涼子 with t.komuro 「恋しさと せつなさと 心強さと」1994
リアルタイムで聞いてるので、さっきからずっと神がかってるこのアルバム。
これも初めて聞いたときぶっとんだ。「よし!俺は小室哲哉を好きになったぞ」って、確定したのを覚えている。俺のもんだ!って思った。
あとwithってつけていいんや!って思った。
同時に篠原涼子も同時に好きになりました。それまで「ごっつ」の出演者としか認識がなかったのが、一気に好きな人に。
PVもなんかかっこよかった。
ちなみにアニメのスト2の主題歌にもなり、その後ゲーム内でも流れた。(ZEROかなんかで、ベガをリュウとケンでボコボコにするモード時)

はあはあ・・。
長くなったので次に続きます。

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