首都高速5号下り線護国寺出口左折は要注意
首都高速5号下り線を護国寺で降りると、直進方向が2車線と左折のみの1車線に分かれます。この左折のみの1車線で左に曲がる時は要注意ですよ。
左折して合流する一般道は不忍通りで、ここから目白台までの2車線でほぼ一直線。赤信号で左折可の青矢印が出て発進しながら左に曲がろうとすると、突然といった感じで右側からクルマが眼の前を横切って驚かされることがあります。下の画像でのシルバーの軽ミニバンとタクシーとの位置関係が相当します。
写真に写っている通り、こちらが黒いBMWだとすると、横切ってくるのはシルバーのミニバンになります。このミニバンも信号無視をしているわけではなく、手前の交差点で目白台方面への青矢印が出ているので斜め左方向に進んできているのです。
おそらく、このシルバーのミニバンと同じように走って、左からクルマが突然に出てきたように感じてビックリしてしまうドライバーもいると思います。
ここからの不忍通りは2車線あるのですが、運悪いことに交差点の直近の左側路肩にクルマが駐停車していたりすることもあります。それを避けるために、左折するBMWはどうしてもそちらに意識が働き、場合によっては右側車線へ寄ろうかと考えてしまってもおかしくはありません。
首都高速を降りて左折するBMWと不忍通りを直進してくるシルバーのミニバンが交差点を出たところで鉢合わせしてしまいそうになることがあるのです。
BMWが赤信号で停止したところから発進すればスピードも出ていませんが、出口ランプを降りてきてちょうど青矢印の点灯しているタイミングでしたら、スピードを緩めることなく停まらずに左折してしまう可能性もあります。この出口で初めて出るドライバーには要注意ですね。
なぜ、そうなってしまうかというと、首都高速出口の直進2本と左折1本が大きな壁で遮られて周囲を見えにくくしているからなのです。それだけでなく、シルバーのミニバン側からは、5号線の本線を下から支えている丸く太い支柱もさらに手前で視界を妨げ、BMWの存在を認めにくくしています。
それぞれの青矢印の点灯タイミングと時間を制御すれば衝突の危険は防げるはずですが、実際に重なり合ってしまうこともあるのです。都内の道路は、整備によって路上の死角は少なくされつつありますが完全ではありません。
自分の側が青矢印だったとしても交差する道の見えにくいところから左折してくるクルマがいる場合があることを忘れないようにしたいものです。