京都から青山までの500kmをEVで走ってみました 試乗ノート#22 ボルボ EX30
・ボルボの最新EV(電気自動車)「EX30」で京都から東京・青山までの500kmを走りました。
○ 車内の徹底したミニマリズム。単に形だけシンプルにしたのではなく、同時に使いやすさと安全性向上にも貢献しています。
○ 特に運転支援機能を有効にするスイッチが、機能と形態が表裏一体化していて素晴らしい。
○ リサイクル素材や再生可能素材を積極的に用いています。欧州では大きな潮流。
・運転支援機能はACCとLKAS(レーンキープアシスト)だけでなく、LCAS(レーンチェンジアシスト)も含まれています。
・ ただし、LKASとLCASの働きは穏やかなもの。
X LKAS機能の制御と働きに、やや不安定なところがありました。
○ 走行可能距離のカタログ値は560km(WLTCモード)。途中の浜松SAで28分間で満充電の80%まで充電し、青山到着時のバッテリー残量は17%、走行可能距離は74km。ストレスなし。
○ デジタルネイティブや新しモノ好きたちの好奇心を大いに刺激します。表層のデザインだけでなく、運転中の人間とクルマの関係性をも刷新する新しさを備えています。
・しかし、穏健で保守的なこれまでのボルボユーザーやファンなどが、ここまでの新しさに果たして付いてくることができるでしょうか?