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試乗ノート #2 日産エクストレイル カジュアルで手頃だった先代までから、「e-Power」による電動化によって上質かつ高価に。
・G e-4ORCE 499万1500円(車両本体価格は449万9000円)
・長瀞周辺の一般道と関越自動車道を1時間強試乗。
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・お家芸の「e-Power」によって発電した電気を前後2基のモーターに送り4輪を駆動。2輪駆動版もあり。でも、今のところの受注の9割は4駆。
・「e-4ORCE」は、モーターとブレーキを統合制御して、4輪それぞれの駆動力をコントロールする。
・「e-Power」は、1.5リッター3気筒VCターボエンジンで発電する。VCターボとは、マルチリンク機構とアクチュエーターを組み合わせ、走行状況によって圧縮比を8から14まで自在に可変するという凝ったメカニズムを有している。
・VCターボの開発自体は以前から明らかにされていて、性能と燃費を高次元で両立する夢のエンジンと謳われていた。しかし……。
・「e-Power」はアップデイトされながら、多くの日産車に搭載されている。日本仕様と輸出仕様の違いはあるが、「e-4ORCE」との組み合わせは世界初だそう。
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・最新の「e-Power」は、停止中や低速域など静かな局面ではなるべくエンジンを回転させず、タイヤノイズや風切り音などが高まるのを感知して回転をさせ始めたりするという“賢さ”を持っているので、エクストレイルはとても静か。
・タコメーターを眺めれば回転しているかどうかはわかるのだが、音や振動などから回転を感じることはなかった。あっても、車体自体の遮音性が高いので、気になるレベルではなかった。
・ボンネットを開けると、安全対策上からエンジンが掛かり、その音の意外な大きさに驚かされた。それだけ車内が静かだということか。
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・「e-4ORCE」の効能は、雨が降っていたこともあって、ハッキリとまでは体感することはできなかった。
・ハンドリングなども自然で、誰が乗っても違和感を感じないだろう。
・走行モードは、オート、エコ、スポーツ、スノー、オフロードの5種類。
・ダイヤルによる走行モード切り替えもわかりやすい。
・電動化をエコと走行性能の向上の両方に活用しようとしている。他にも、最新技術による機能がたくさん盛り込まれ、2022年現在のシティSUVでは最も進化していて、完成度も高いのではないか?
・時間切れで、すべてを試せなかった。それだけ他機能かつ高機能。
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