レストア中のブリストル401(1951)
東京・本郷の「ブリストル研究所」を訪れると、レストア途中の「ブリストル401」が展示されていました。
アルミニウム製ボディの塗装を剥がしたままにしてあります。このあと、各部の調整や細かな修復を施し、再塗装。走行テストなどを経た後に販売される予定です。
以前に在籍していたグレーの401は、さる愛好家の元に旅立ち、この401はまた新たにイギリスから輸入されたものです。
BMW製2.0リッター直列6気筒エンジンを搭載し、ボディはイタリアのカロッツェリア・ツーリングによる「スーパーレジェーラ」方式によるアルミボディ&シャシーにブリストル独自の空力デザインが加えられていて、Cd(空気抵抗係数)値0.36という当時としては驚異的な低さを示しているのも、ブリストルが航空機メーカーだったからでしょう。