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運転支援機能を使っていますか?

 先週、東京から東名高速と新東名を走って「10年10万kmストーリー」を取材するために愛知県を往復してきました。
 往復とも可能な限り運転支援機能をオンにして走ったので、運転後の疲れが小さくて済みました。

 疲れが少なくなるのは、クルマに運転操作の何割かをサポート(支援)してもらうことで、眼と脳と右足の負担が減るからです。スムーズに流れている高速道路を運転している時でも、ドライバーは眼から入ってくるさまざまな情報を脳で処理し、それに合わせてアクセルペダルで微細な速度コントロールを行なっています。

 僕のクルマに付いている運転支援機能はACC(アダプティブクルーズコントロール)だけですが、使うとだいぶ楽です。最近のクルマでは、ACCに加えてLKAS(レーンキープシスト)やLCAS(レーンチェンジアシスト)などが装備されているものが増えてきています。それらも併せて使うことで、疲労は確実にもっと少なくなります。
 ACCは設定した最高速度と車間距離を維持しながら前車を追走する機能なので、負担が減ります。

 5年前に、シトロエンC5エアクロスで東京から宮城県気仙沼を日帰りで往復したことがあります。往復1100kmの行程でした。C5エアクロスはACCとLKASを装備しているので、往復ともに二つをフル活用したら、帰宅後の疲れがとても少なかったことに驚かされました。長距離を走るほど、その効果が大きくなってくるのですね。

 みなさんは運転支援機能を活用していますか?
 知り合いでも、最新型に乗っているのに「使ったことがない」と言う人も少なくなく、まだまだその効果が伝わり切れていないようです。
 優秀な機能を使わないと宝の持ち腐れです。ぜひ、使ってみることをお勧めします。

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金子浩久書店
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