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2024年 最も感服させられたアストンマーティン ヴァンキッシュ

 表現する言葉を散々と考えましたが、「感服した」としか言いようがありません。「優れた」でも「圧倒された」でも「欲しくなった」でもないのです。

 アストンマーティン ヴァンキッシュは機械として優れていて、商品としても魅力的なのです。ケチの付けようが、どこにもありませんでした。そのワケは以下の記事に書きました。


 とても高価なのだから当然なのかもしれませんが、高価であっても僕には魅力的に映らないクルマは他にいろいろあります。

 欲しいに決まっています。でも、同時にヴァンキッシュにふさわしい家に住んで、ふさわしい目的地があって、ふさわしいライフスタイルを送っていなければ、それは野暮というものですよね?
 そう考えると、たとえ宝くじが当たったとしても、二の足を踏んでしまいます。クルマだけ買っても満足することができないでしょう。そんなクルマでした。

 上に貼った記事でも触れたアストンマーティン銀座のショールームを訪れてみました。とても丁寧に対応してくれた営業担当者氏によれば、「ヴァンキッシュは4年間しか造られない」そうです。と聞いて慌てても仕方がないのですが、仕方がないからこそ余計に心が少し乱れてしまいました。

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金子浩久書店
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