EV(4輪)よりも先を行っている電動2輪の交換式バッテリー
開催中の「ジャパン モビリティショー ビズウィーク 2024」からの2本目は2輪の交換式バッテリーです。
最近のモーターショーで2輪の展示はありませんでしたが、今年のモビリティショーでは何台かの展示がありました。
ホンダが電動スクーターの「EM1:e」とともに、それに使用されるバッテリーステーション「ホンダモバイルパワーパック:e」を展示していました。
この規格にはホンダだけではなく、ヤマハをはじめとする他の2輪メーカーもジョイントしてバッテリー共用化を図っていくことが以前に発表されていました。
スズキの「バーグマン」というスクーターにはGachacoという交換式バッテリーが搭載され、カワサキのスポーツバイク「Ninja e-1」にはフランスのメーカーの交換式バッテリーが使用されていました。
EVのように自宅や公共施設、店舗などで充電するのではなく、すでに充電されているバッテリーパックをステーションで交換します。充電を待つ必要がなく、サブスク利用できるところが便利ですね。2輪は4輪ほど大きくはありませんから可能なのですね。スクータータイプならば航続距離もそれほど長くならないという理由もあります。
でも、4輪のEVでも全自動の交換式バッテリーステーションをもう5年以上も2500か所で展開しているメーカーがあるのです。NIO(ニオ)という中国のEV専門メーカーです。
4月に北京に行った時に街中の駐車場に設けられた交換ステーションで偶然に見ることができました。それについては以下の記事に書きましたので、クリックしてみてください。
僕は現在は2輪車に乗っていませんが、必要が生じた時には電動バイクを真っ先に候補に考えるでしょう。
いいなと思ったら応援しよう!
チップは取材費に活用します。