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EVのジープは使いやすく、乗りやすい。試乗ノート#28 ジープ アベンジャー
・フィアット600eと同じプラットフォームを用いたジープブランドのEV(電気自動車)。
・ステランティスは、このプラットフォームの使用を拡大していく。フィアットとジープの他に、すでにヨーロッパで発表されているアルファロメオ ジュニアというEVが日本にも導入予定。
・600eと同じように、1970年代からフィアットが生産を始めたポーランドの工場で製造が行われている。
・アベンジャーのフロントグリルにもジープ伝統の「7スロット」と呼ばれる7つの孔が穿たれているが、エンジン車のようにこの部分から大量の空気を取り入れてラジエーターを冷却する必要がないので、これはダミー。
・最高出力156PS、最大トルク270Nmのモーターで前輪を駆動する。54kWhのリチウムイオン電池の総電力量などもフィアット600eと共通。
・航続可能距離は486km(WLTCモード)
・ボディの全長は4105ミリと短く、それに対して全幅は1775ミリあるので堂々として見える。
・価格は580万円(税込)。
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○ 車内の狭さを感じないのは全幅が余裕を生んでいるのか。
○ センターコンソールにふたつ、助手席前のダッシュボードの横長の棚など、物入れが豊富。
○ “ズンッドッズンッドッ”というウインカー作動音が面白い。すぐに飽きて慣れてしまうだろうが。他にも選べたらいいのに。
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○ 低速域では軽快なハンドリングで、速度を上げて中速域に入ると動きに落ち着きが出てくる。乗り心地もしっとりしてくるのが心地よい。
○ 走行モードがSPORT、NORMAL、ECO、SAND、MUD、SNOWと6つも選べる。モーターの出力特性を変化させるものだ。今回は試せなかったが、オフロード用が3つも用意されているところで“ジープらしさ”を標榜しているのだろう。
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