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盛況に終わった輸入電動車同乗イベント

 4日前にここでお伝えしました輸入電動車の同乗イベントをお手伝いしてきました。
 僕が担当したのは、BMW iX M60、ヒョンデ IONIQ 5、メルセデス・ベンツ EQB、同G580、レンジローバー オートバイオグラフィ P550eの5台。会場で申し込んでもらった参加者を助手席や後席に乗せて丸ビルからスタートして内堀通りを1周。

 一人での参加ばかりでなく、夫婦や親子などもいました。みなさん事前にイベントのことを知っていて、わざわざ出掛けてきてくれた人たちです。中央通りのイルミネーション見物のついでに来たわけではなさそうでした。

 電動車について興味を持っているという点では一致していますが、持ち方がさまざまなところが面白かったです。

 ただ、共通していたのが既存のディーラーに行ってまで試乗したいとは思っていないことでした。

「“買わないといけないんじゃないか”と気になってしまう」
「アンケートと称して個人情報を渡さなければいけないのが嫌」
「何度か行ったが、担当者のバラ付きが大きく呆れたことがある」

 その代わりに、各種のイベントに積極的に参加している人も少なくありませんでした。
 今回のイベントを主催した日本自動車輸入組合なり他の団体なりが、今後もこのイベントを充実させていく意義は大きいです。

 一部の輸入業者はそれに気付いているので、「クルマを売らないショールーム」が増えてきているのです。9月19日の投稿の通りです。

 急速に多機能&高機能化している最新のクルマに興味と関心を持ってもらい、買ってもらうためにはその持てる価値を十分に伝える必要があります。
 そのためには、従来型のショールームやセールスパーソンの形態と財務体系では限界に達しているのだと考えます。

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金子浩久書店
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