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ディーゼルMHEVが狙い目か。試乗ノート#23 マツダ CX80

・2022年に登場したCX60を3列化したマツダの新型SUV。

・「上質な移動体験、社会課題への対応、すべてを妥協しないマツダのフラッグシップSUV」(プレスリリースより)

・パワートレインは3.3リッター直列6気筒ディーゼル、そのマイルドハイブリッド(MHEV)版、ガソリン2.5リッター4気筒プラグインハイブリッド(PHEV)の3種類。

X  マツダのディーゼルは、ディーゼルらしくなく淡白であっさりしている。ガソリンPHEVのEVモードでも、EVらしい力強さや静粛性が希薄。

・すべて4輪駆動。

○ 外観デザインが特徴的。マツダの追い求めている「鼓動デザイン」が実を結んでいる。

○ すぐに馴染める操作系統。その代わり、インテリアにサプライズやときめきや個性が薄い。

X 平滑な路面では問題ないが、荒れた舗装や段差を通過する時には大きめのショックやノイズを伴う。

X 走行モードにINDIVIDUALやPERSONALなどのモードが設けられていない。

○ 満タンで1000km以上の航続距離。

X 2024年に登場するにしてはボタンやレバーが多く、センターパネルが小さく、画質も良くない。

X インテリアの造形と色、素材遣いに多くのものを使い過ぎて煩わしい。高級にはほど遠い。

X 音声入力で操作できる範囲が狭い。

X スマートフォンが、「安全のために」(開発陣)停止中でなければ助手席からであっても繋げられなかった。

・ 運転支援のためのLKAS(レーンキープアシスト) の働きが弱め。

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金子浩久書店
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