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満タン満充電で2000km走る(おそらく)BYDのPHEVの日本導入が発表されました

 BYDがお台場のシティサーキット東京ベイで「事業方針発表会2025」を本日24日昼に開催しました。

 日本での事業展開10周年を迎えるEV(電気自動車)バス事業のブラッシュアップや新たに展開するEVトラックなどについて劉 学亮氏(BYDジャパン株式会社 代表取締役社長)が力強く語りました。45分を超える日本語でのスピーチは淀むことなく情熱的でした。

 最近の自動車関連の発表会では、企業側からのメッセージが事前に作成された動画などでスマートに済まされてしまうことも多くなっています。しかし、今日の劉社長は「社長のスピーチというのは、こうでなくちゃ」と頷きたくなるようなエネルギッシュで聞き応えのあるものでした。

 乗用車については、日本での4台目となるクロスオーバーSUVタイプのEV「シーライオン7」が発表されました。

 また、以前から告知されていたPHEV(プラグインハイブリッド)の導入については、「2025年中に導入することを約束します」とBYD Auto Japan株式会社 代表取締役社長の東福寺厚樹氏が述べました。

 BYDのPHEVは何モデルかあり、どれが最初に日本に導入されるのかまでは発表されませんでした。スピーチとフォトセッションなどが終了し、会場がお開きになったところでBYDジャパンの社員を捕まえて訊ねてみました。それによると、最新の第5世代のPHEVを搭載したものだそうです。

 昨年の北京モーターショーで発表された「秦 L」や「シール 06」などが第5世代のPHEVですが、どちらかなのかと問い質したところ否定も肯定もしませんでした。

 BYDの第5世代のPHEVは満タン満充電からの航続距離が2000kmを超えると北京では話題となっていました。2000kmの航続距離ってスゴくないですか?

 さすがは広い国土を持ち、ユーラシア大陸にある国です。早く乗ってみたいですね。

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金子浩久書店
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