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音のない世界と音のある世界をつなぐ
ユニバーサルデザインで世界をかえたい!
松森果林 著
嬉しいことに、読みたい本が図書館にありました♪
どんな本?
10代で失聴した著者が、ユニバーサルデザイン(UD)の道を志すお話。
もちろん実話です!
そして、「聞こえない世界」初心者の方にもわかりやすい、
音のない世界への招待状のような本。
私自身が手話学習者ということもあり(ふつうに健聴ですが)
いろいろと聞こえない世界について
学びたいとおもっているところでもあり、この本が気になってました。
聞こえない世界と、聞こえる世界を両方しっている方だからこそのつらさってあるらしいのですが、この方はそれを強みに変えてます。
すごい!
8年かけて制作された本
あとがきで知りますが、実はこの本はかなりの時間をかけて制作されているとしりました。
2011年の震災の話も盛り込まれているけど、構想自体はもっと前からあったんだな~と。とはいえ、そのおもさを払拭するような、とても読みやすい内容です。よんでて改めてUDについて勉強になりました。
「私だからできる」を仕事に。
著者は本文でも、自分の生い立ちを不幸とおもわず、それを特性としてとらえ、さらに大勢の人の役に立つ仕事をなさってます。
十把一絡げな仕事をしてる私とは違う~(苦笑)
わたしも、自分のこともうすこしほりさげないと、人生迷子になるかも。っておもってしまいました・・・
諦めずに発信を続ける
著者の言葉に、いちいち刺さってしまうのは、人生テキトーに生きてきた自分を顧みてるからだろうか・・・というくらい、グサグサきました。
刺さる。
わたしもあきらめてはいけないなぁ。
CMに字幕をつけたい!という思いがかなっていく話は、実話だからこその重みを感じました。
「聞こえない」と「聞こえる」をつなげていく
わたしは、昔から間を取り持つ人にあこがれがあった。
以前の職種の「司会業」も、人と人(物・または空間)をつなぐものだし、
フィクサー(裏で人と人をつなげて暗躍する人)にもなりたいと子供のころおもっていた。
間って、意外とあいてるもので・・・
溝って結構そこかしらにあって。
だからそれをつなぐことはビジネスになるくらい、なりてが少ないもんだったりするんだな、とおもっている。もしくは、ビジネスにならないにしても、専門的な人が少ないってことはあるんだろうな、と。
だからこそ私も、著者のように、わたしも世界をつなげるような人になれたらいいなぁ。せめて著者の手伝いくらいできる人になりたーーーーい。
UDフォント、好きです!!
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