森林間伐問題と炭焼きと寛泳
雪深い北海道十勝に来ておりました。
昨年、炭窯作りを教えていただいた本郷孝雄さん(91才)に今冬炭焼きを教えて頂くことになっていましたが、急遽入院されたので、研修ができなくなりました。
去年の夏もチェンソーを一人で操ったり、すごく元気だった方がいきなり、喋られなくなっていたことがショックで、「諸行無常」と言う言葉を痛感いたしました。
だけど本郷さんは強いからまた回復して笑窪を見せながら語って頂く時が来ると思っています!
今回実感したのは、この様に日本のどこかでは、また一つまた一つ伝統や素晴らしい物、人が消えていくのかなと思いました。
見てみぬふりはできるでしょうが、みたからにはできない気がしております。
そういえば、、、、
(中学生のときに作っていた新聞)
小学校3,4年ごろから岐阜にあるおばあちゃんの家の裏山の針葉樹林が間伐がされていなくて、暗く、あまりよろしくない森林環境なんだ思いました。日本の間伐(森林)の問題は全国各地で問題で、里山とその生態系が崩れて行っている現状を知ってから、里山に行けば行くほど失われていく現状にもどかしさを感じております。
炭を作ることは金のなる木ではありません、だけどすごく森林と里山と伝統を維持していくことができる産業、何より我々の成長へとつながり学びになるコンテンツだと思っています。
地球や人々の人生、文化を消費しながら莫大な自分の利益にすることは一見利益に見えますが、不利益なんだと思います。自分が幸せになることは周りが豊かになることだと思います。
短期的な結果と長期的な結果(投資)
森林の尺度は何十年何百年単位ですから、一年や数年ですぐに結果が出るわけではないかもしれない。だけど今からやっていけばいい日本の未来が少しでも望めるのかなと思います。
だけど今後への投資は現状を生きていないとできないので、好きなことで結果が出やすいと目をつけた鯉のぼり(泳泳 https://kaneiei.com )をやりながら、森林のこともしていく所存でございます。私は単純に森の中にいることが好きなので。
(これいい写真で気に入っている)
去年の炭窯作りに関して↓
泳泳に関して↓