#a0018 事務所変更理由から考える業界予想

税理士業務というのは、比較的、事務所変更の頻度が低い業種だと思いますが、私の事務所も含め、毎年のように、クライアントは出入りします。

新規増加もあれば、既存減少もあり、私の事務所も例外ではありません。

既存減少の理由は、多くの場合、私は、旧依頼人から聞かないので、わかりませんが、廃業ではない場合は、少なからず、どこかに不満があるものと思いますが、そういうクライアントは、相手のみならず、私もそのクライアントに対して不満を抱いているので、むしろ、先方から断ってくれてよかったと思うことも少なくありません。

不満以外にも、報酬を負担できなくなったのであろう場合もありますが、こればかりは仕方がありません。

金額的な問題や、個人的な好き嫌いという問題は別として、私の事務所へ変更していらっしゃるクライアントには、多くの場合、変更理由を確認するようにしています。

なぜ確認するのか、そして、変更理由から感じ取れる業界に対する私の予想について書いてみたいと思います。


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