★あわせていくつシリーズ・・Aくん、これ使ってくれるかな?
レッツゴー!あわせていくつ
https://scratch.mit.edu/projects/807362293
「あわせていくつ」の勉強に合わせてつくったものです。
サクランボ計算の練習
レベル1 5まで (合計)
レベル2 10まで
レベル3 20まで
イラストデータは ONWAイラスト様によるものです。
<使い方>
1)最初にレベルをえらびます。
2)▲▼で合計数字に合わせてください。
3)答えを合わせたら OK ボタンをおします。
4)正解すると、ポイント+10、のりもの※が右に進みます。 正解するごとに、のりものが少しずつ、姿が見えてきます。 まちがえるとぎゃくもどり
5)ポイントが100(正解10回)になると、ゴールメッセージ
※のりものをクリックすると色がかわります。
※画面上ののりもの、先生は好きな位置に動かせます。
<開発のきっかけ>
支援学級で担任(3ヶ月間、非常勤講師)として受け持った小1(当時)の男の子Aくんは、学習活動にはなかなか興味が示しませんでしたが、唯一、列車には興味をもっていて、写真を一目見ただけで、その車両名を言えるほどでした。駅の名前、路線の名前もたくさん言えました。いったいそういった知識をどこから得たのでしょうか?
ボクはこれまでも低学年向きのアプリはたくさん作ってきましたが、残念ながら彼の興味をひくことができませんでした。ボクのアプリは、通常学級で普通に授業を受けて、ある程度の理解ができて、かつ学習活動に前向きに取り組める素直な子がなんとか使えるレベルのものでしかないことを思い知らされました。
ICT教材が今ほど、普及していない時代は、ボクの作っているようなドリル型のアプリ(単純な問題が出て、答えを入力。正解するとピンポン、まちがえるとブー・・・こんなアプリ)でも子どもたちは嬉々として使ってくれました。でも今は、ものの5分で飽きられてしまいます。授業等で、先生がやらせるというようなある程度の強制力が必要になります。
カネッチの学舎の教材アプリは、そのレベルからもう一歩、進化させたいと思って作ってきましたが,ボク個人の力ではなかなか難しいのです。
このレベルのアプリですので、当然Aくんの興味を引きつけることはできません。
安直かもしれませんが、Aくんが少しでも興味を持ってくれることを期待して、乗り物のイラストを使ってみました。操作性も工夫したつもりです。
単純なアプリですが、このレベルのアプリでも、ボクの技量では、正味5時間は最低かかります。
このアプリ・・・はたしてAくんは・・・・?
最初は、無理矢理やらせます。自分から「やりたい・・・」なんてはあり得ません。
さくらんぼ計算・・・数字の下に、その数の分だけのおはじきを表示したのは、少なくとも今の彼には正解でした。それを数えて、それを数字で表すことは何となく理解できたようです。
励まし励まし・・・・何とかゴールをしたAくんは、すこしだけうれしそうでした。・・・「もう一回!」「もっと~」の声はあがりませんでした。
こんなレベルのアプリですが、どこかのクラスで、どこかのだれかに役に立てればうれしいです。
★カネッチの学舎(小学部) は こちら