梨食べたい人の将棋自戦記８局目
初めましての方は初めまして。
そうでない方はいつもありがとうございます。
『梨食べたい』です。
今回は対三間飛車の自戦記です。
その場の仕掛け
三間飛車に対してへなちょこ急戦をした結果、☖６五歩からの仕掛けを☗８八飛で対応されたので別の手段を取ることにしました。良くあるのは地下鉄飛車からの端攻めですが、違ったことをしようとして本譜を辿りました。
仕掛けの対応を間違えた先手
第１図の仕掛けで☗同歩☖６五歩☗同歩☖８六歩まで進んで、そこで☗同角ではなく☗同歩だったのが間違いでした。☖６六歩☗同銀☖７六歩と進んで８筋の突破に成功しました。
攻めを誘い断ち切る
飛車を封じ込めつつと金を作るなどして、優位を拡大して迎えた第３図。先手の飛車は封じ込められているので、☗５七角と活用してきました。その後は☖６八歩成☗６五桂☖５五角と進みました（第３図A）。
その後は☗５四歩～☗５三銀～☗７五角と絡んできましたが、☖７六飛（第３図B）とすることで暴発を誘います。すべてバラバラにしてから☗５三歩と打った時に、攻めが止まったと感じて反撃に移りました（第４図）。
飛車を取るのがトドメ
第４図からは、☖５八と寄としてバラバラにしてから飛車を成り込みました。そこで先手は５筋に動かされた飛車を切って角を得ますが、☖３九角～☖２八銀とされて追いやられてから☖５五歩とされて受けがほぼ無くなりました。本譜はその局面で投了となりました。
１局を通して
本局は三間飛車に対して、その場の仕掛けの対応をミスしたため良くなりました。ミスが無ければ互角だったはずで、その先を考える必要があります。そこまでの準備は無かったので、最善を続けられると厳しかったでしょう。人間は間違えるものですが、それをアテにするのは他力過ぎます。次指すときは、もっと詰めて完成度を高くしたいと思います。