入院3日目(手術翌日)

早朝に目覚めてしまい、朝食までテレビやDVDで過ごす。
看護師さんは夜の間も定期的に来てくれましたので心強かったです。検温したり、血圧を測ったり。

明け方、看護師さんが、心臓の動きがゆっくりでちょっと心配してたんだけど、ちょっと活発になったから起きたかな?と思って見に来ました!と言ってくださった時があって、別室で観察してくれてるんだーと驚いたとともに、とても安心したのを覚えています。
お小水の管もまだ入っているので動けませんが、体調はそこまで悪化せず良かった…

麻酔の影響で吐いてしまう方や、気分が悪くなる方、発熱する方などもいる模様。私の場合はそれらの症状は出ませんでした。

朝食はまだお預けです。
お昼まで水で過ごす。ただ、点滴が入っているので、そこまで空腹にはなりませんでした。
私の顔色や状態を見て、朝10時頃にお小水の管が抜ける。すぐ立ち上がると立ちくらみしてしまうかも知れないので、しばらくベッドを起こしてそこに慣れてから、看護師さんと一緒に立ち上がって歩行してみましょうということになりました。最初の歩行はちょっと辛かったけど、何とか歩けました。

この日は手術の翌日でしたが、冷静になって気付きました。とにかく!みぞおちとデコルテあたりが痛いんです。寝返りを打つと、中に何か入っているようなボコボコという感覚もあります。

これ…傷口よりぜんぜん痛い…
これは何故起こる痛みかと言うと、腹腔鏡手術の時にガスを体の中に入れて膨らませた状態で手術をした関係で起こる痛みだそうで(横隔膜が関係してるらしいです)みぞおちと肩の痛み悩まされる方が多いんですって。
 傷口より痛い場所がある。というのは実は10年前にも経験済みで、その時は足を吊るして内臓を寄せ、お腹の中に空洞を作るような手術の方法だったため、起きて一番の激痛に悩まされたのが「腰」でした。あの痛みは本当に死ぬかと思った…。あれに比べたら何てことはないに等しいですが、今まで感じたことのないような種類の痛みかつ、あまり痛くならないような場所が痛いのでなかなかに辛かったです。

お通じが出たり、ガスが出たり、時間の経過と共に吸収されてやわらいでいきますので、それまでの辛抱です!(結果、退院までそこそこ痛かったです。退院後2〜3日でだいぶ抜けてきました)

夜、好きなアーティストのDVDを熱心に見ていたら、どうやらずっと同じ体勢でいてしまった模様。
見終わって体勢を変えたら激痛!息が詰まってウククと唸ってしまって、初のナースコールで看護師さんに助けを求めました。

すぐにホットパック(カイロ的なもの)で温めてもらって(温めると痛みがやわらぐ)半ば無理やり姿勢を変えて後ろに寝かされたら、すぐに痛みが楽になりました。あーびっくりした。たまっているガスの場所で痛みが出るそうで、長時間同じ姿勢でいちゃだめだったようです…くうう…学びました。

皆さんも気をつけてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?