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「キマってる」人ってすごいと思う あ、そっちの意味じゃないですよ No.413

先日創発研究会にゲストスピーカーとして柴橋市長がお越しになり、現状の岐阜市政や近隣都市の環境の話などを伺いました。

市長となり2年がたち、やりたかったことがどれくらいできているか、これからどのようにして行きたいかなどを聞き、立候補されたときから全くブレていないのがわかり安心しました。

強い思いを持ち、想いを伝え、日々の行動を見直しより良いやり方を常に考え実行していくと4000人の組織もわずか2年で変化していくというのを目の当たりにし、目標が明確で思いが強ければ実現できるという事を再認識させていただきました。

目標を達成するには「やると決めること」がスタートで、やると決まっている柴橋市長は本当にすごいと思います。

そんな柴橋市長を見て目標を達成するにはという事を書いてみたいと思います。

目標を達成するには

0.あり方を定める

まず目標を定める前に自分自身のあり方が定まっていないと、目標自体がぶれることが往々にしてあります。

自分自身がどうあるべきかを定め、そのあり方に沿った目標を設定することから始まりますが、今日の本題ではないので今日は割愛いたしますが、本来ここが明確でなければすべての目標が「目的なき目標」になります。

その状態ではいくら達成しても次の目標がすぐに現れ、終わりのないラットレースを繰り返し、得られたのは疲労感だけという結果になります。まずはあり方を定めましょう。

あり方について簡単に書いたものがありましたのでよろしければお読みください。

1.明確な目標を立てる

あり方=Beingが定まり、自分が何をしたいかを明確になれば、あり方に沿った目標を立てます。その時にいま一度確認するべきことが3つあります。

①本当にやりたい事か
②一貫性があるか
③ねばならないを外す

①はいろいろな視点から、本当にやりたいのかを確認します。
・自分で決めたことか
・誰のためになるのか
・好きな事か

以上のようなことがクリアであれば「わくわく」するはずです。
わくわくしない時はもう一度見直してみましょう。

②はあり方に本当に沿った目標かという事を見直します。あり方という土台が人の幸せを目指していてもギャンブルや詐欺でお金を稼ぐような目標では全く意味がありません。

③はその目標の中に○○しなければいけない、という項目が入っていないかをチェックします。

同じダイエットでもアスリートのように、目的のために自然にそうなったり、モデルのようにそのことも含めて仕事のようにできることであればよいのですが、ただ痩せないといけないでは目標自体が嫌になってしまいます。

また、資格を取らないといけないなども同じで、本当にあなたがやりたい仕事に必要な資格であれば、苦痛ではなくなるはずです。

自分の目標に「ねばならない」が入っていないかを見直してみましょう。

2.計画を立てる

目標が明確になったらその目標に沿った計画を立てます。具体的には以下の3つの方法で行います。

①期限を明確にする
②期限までに区切り(マイルストーン)を入れる
③定量的な計画にする

①は目標達成には必須の項目で、「いつまでに達成するのか」を明確にすることです。期限のない目標は達成度合いが一気に下がるので期日を設定しましょう。

②最終期限が明確になれば、その期間を分割しいつまでに何をという区切り(マイルストーン)を設定します。

夏休みの宿題も8月31日にチェックするだけでは「出来ませんでした」という結果が残るだけです。期限最終日に達成できたかどうかをチェックしても手遅れなので、その途中でチェックするタイミングを明確にしておきます。

③目標も定量的である方が達成しやすいので、定量的な目標を立てそれに沿った定量的な計画にします。

例えば「モデルとしての魅力を上げる」という場合でも、具体的に体重を何キロにするとか、○○のステージに立つとかの目標にします。

計画ではそのための行動を定量的にし、毎日3km走る・ウォーキングのレッスンを週に2回行く・マシントレーニングを週1回・美術館に月に1回行くなど数値化します。

3.正しい行動をする

計画が定まってもそれに沿った行動ができていなければ意味がありませんし、いろいろな力を借りて行った方が達成しやすくなります。

①人の力・場の力・先人の力借りる
②思い込みの力を使う
③全力で取り組む

①目標を決めても人は楽に流れるのでなかなか行動ができなかったりします。そんな時にいろいろな力を借りることでより良い行動をすることができます。

その一つが、人の力・場の力を借りることです。まず人の力を借りることの一つに、周りの方に宣言してしまう事です。有言実行という言葉がありますが、これは衆人環視といって周りの方に行ってしまうことでやらないといけない状況を作ります。

言ってしまったのでやろうという気になりますし、もしかして出来ていない時は周りがアドバイスをくれるかもしれません。場の力についてはこちらもご覧ください。

先人の力とはすでにやっている方の話を聞き、その方の真似をすることでゴールに近くなります。

そのためにお金がかかることもありますが、その時はその経験をお金で買うという意識で取り組みます。別の言い方をすれば時間をお金で買うといっても良いと思います。

他の方が試行錯誤に費やした時間をお金を出すことで教えてもらえば自分は余分な苦労をしなくても済みます。先人の力についてはこちらもどうぞ。

②思い込みの力とは、自分はできると思う事です。何それと思われるかもしれませんが、自分自身ができると思っていないことは絶対に出来ません。

まず自分自身は絶対に出来ると信じて疑わず取り組むことです。少し話はずれるかもしれませんが、私は自分が天才だと思っています。

これも勘違いかもしれませんが天才だと思っていれば結果天才になります。もう少しこちらに詳しく書いてあります。

③そして何より大切なのは、全力で取り組むことです。どんなに素晴らしい計画でもこれが出来ていなければ達成できるはずがありません。

私も以前は「できるできる詐欺」や「本気です詐欺」といわれ、何度も叱られた恥ずかしい過去がありますが、何事も本気でやらなければ達成できません。

昔の私は「やるのか?」と聞かれると「絶対やります」といってやらないとか、「本気か?」と聞かれて「ハイ本気です」と答えたのに途中でやめたりと、散々な人間でした。

本当に本気かどうかは問題が出たときにわかります。本気であれば解決方法を考え、本気でなければ言い訳を考えます。言い訳なしで取り組みたいですね。

4.より良い行動を探す

以上のような行動を続けていけば目標達成は目の前ですが、さらに良くするために定期的に行動の修正をする必要があります。

①PDCAをまわす
②一貫性の確認
③本当に自分が求めているものか

①PDCAを回すとはよく聞きますが、ここで大切なのはサイクルを早くすることです。

計画の時に決めたマイルストーンで、定期的に進捗を確認し、出来ていなければ修正行動をする必要があります。その頻度が高ければ高いほど目標達成には近づいていきます。

②また、定期的に自分の行動がブレていないかを確認しなければいけません。最初はあり方=Beingに沿った行動だったのが、いろいろと周りの方の目や状況によりブレてくることがあります。

最初は高い目標を持っていても、少し収入的に余裕が出てくると「まあこんなもんでいいか」とか、周りの方に「すごいですね」といわれだすと調子に乗って行動が変わったりします。

最初の思いに沿っているかは定期的に見直していきましょう。

③とはいえ時間とともに目標の方向性が変わったり、より高い目標になったりすることはよくあります。

そんな時は再度自分に向き合い本当に自分が求めているものかを確認し、思い切って修正する必要があるときは修正します。

また、最初は気が付いていなかった方法や新たなやり方を見つけたときはその方法で取り組むことも重要です。

5.まとめ

上記のようなステップで目標達成に向かっていきます。

が、とにかく大切なのは

やると決めることです

これが決まっていないといつまでも言い訳をしたり、出来ない理由ばかり並べていつまでもやりません。

やると決めて行動していきましょう。

今日の一言
目標達成するにはやると決めること


次回のセミナーでは目標達成についてお話させていただきます。
まだ若干席もありますので、ぜひご参加ください。
日時 2月20日 19時~
会場 コワーキングスペースディライト


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