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トップコンサルの方に聞いたビジネスのコツ 「種をまく」という話 No.559

先日地元岐阜を中心に全国で経営コンサルとして大活躍されているV字経営研究所の酒井社長にお時間をいただき話を伺いました。

酒井社長の経歴は、詳しくはHPを見ていただければ良いのですが、一部上場企業で大ヒット商品を開発し、金融系コンサルティングファームに転籍され、コンサルでも素晴らしい結果を出された後2014年に独立されています。

感動創庫🄬LFCの時も見学会を開催して頂いたり本に掲載頂いたりしたご縁があったのですが、私がLFCを退任しコンサルを本業として取り組みだしたのでお話を伺い、アドバイスをいただきました。


酒井社長との会話の中で大切だと思ったのが「種をまく」という話でした。知っていても出来ていない方を多く見かけるのでお伝えします。

ビジネスをやっていると農耕系の方と狩猟系の方がいらっしゃいますが、農耕系のほうが長期的に発展します。しかしそこには重要なポイントがあります。

農耕系の方は普段からマメにお客様になりそうな方に連絡を取ったり、情報を提供したりして有効な関係を築き、種をまき実を刈り取るように、結果として受注につながるという行動をします。

一方で、狩猟系の方はリストを片手に獲物を探し、見つけると「獲物だ~」とハンターのように狙った獲物をしとめます。

比較すると確かに狩猟系の方が仕事が早く一度に手にする収穫としては大きいのですが、継続的ではなく常に獲物を探さなければいけません。そのエリアの動物を捕りつくすと獲物を探して次の場所に行く必要が出てきます。

また、ほかのハンターと行動を共にするとお互いに取り分が減るため、協業が出来ず単独行動になりがちです。

農耕系の方は耕せば耕すほど農地も増えますし、まわりの方と協業し、収穫を分け合う事も可能です。

長期視点を持てば農耕系のほうが安定し発展があるのがわかっていても、つい目の前に獲物の群れがいるとつい手を出し、みんなで捕りつくして疲弊している方が多くいらっしゃいます。

もう一点疲弊するとわかっていても狩猟系に行きがちな理由が、農耕系は時間と手間がかかるというう点です。「種をまく」という話なのですが、種をまかなければ芽は出ません。

更に、種をまいて芽が出て収穫が出来るまでに時間がかかります。これが待てないので皆さん獲物を探しに行ってしまいます。

時間がかかるものだというのを認識してしっかりと「種まき」をしていきましょう。

では実際のビジネスで種まきとは何でしょうか?
・メルマガ・SNS・ブログなどのオンライン系
・DM・ニュースレターなどの手紙系
・定期訪問・電話などの対面系

こういったお客様との接点を持つことです。

今すぐ仕事につながらなくても定期的にお客様とつながっておく。
何かあった時に思い出してもらえる存在になる。

そのために情報発信がとても重要です。

私も最近SNSの使い方やnoteの書き方について書いたのはそんなおもいからでした。

酒井社長は定期的にメルマガを配信されていますが、これもとても重要なツールです。すぐに反応があるわけではありませんが、何かあった時に思い出してもらえるようなつながりをお客さまに提供して行きましょう。

そして大切なのは、焦らず種をまき、実るまでには時間がかかるという事を理解しておくことです。情報発信を始めた方がよく言われるのが「やったけど効果が無かったからやめる」という話です。

これちゃんと聞いてみると、「ブログ記事20本書いてみたけど反応ないんだよね~」とか「Twitter1カ月やったけど全然わからない」という方が多いんです。ブログならまずは100本書いてみる、SNSも3カ月はしっかりと取り組んでみることをオススメします。

すぐには効果が無くても続けていく事で結果が出ますので、ちょっとやって効果が無くてもあきらめず「種まき」だと思って続けていきましょう。その先に明るい未来が待っています。

今日の一言
将来のための種まきをする
すぐに結果が出なくても将来のために情報発信を続けていく。

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二代目社長の伴走者 井上 剛典
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