No.64 必要な情報は必要なタイミングでしか受け取れない
昨日は以前青年会議所に所属していた時に大変お世話になった方と久しぶりにゆっくりと飲みました。JCは40歳で卒業になりますので気が付けばもう5年もたっているのですが、当時は経営についてや人としての生き方などを真剣に話し合うような空気は無く、メンバーと一緒にいてもJCについてや今思えばくだらない話題で盛り上がっていただけでした。
昨日は以前とは全く違う様子でかなり真剣に経営についてや、人としての生き方などを話す事が出来てお互いに充実した時間になりました。
当時も経営について真剣に話をする方もいたとは思うのですが、自分にそのアンテナが立っていないため、有益な情報も完全にスルーしていて、自分が楽しいと思える話題だけに反応していたと思います。
結果、JCは楽しいが学びがない場所だと自分で決めつけ過ごしているので、良い情報が入らないという悪循環に陥っていたと思います。(もちろんその分楽しくは過ごさせていただきましたし、人間関係は非常に勉強になりました)
多分その時代から経営に対して真剣に取り組んでいれば、JCでも学ぶべきことは数多くあったと思いますし、現にJCの活動を通じて仕事を拡大したメンバーも多くはありませんがちゃんといました。
昨日も話題に上がったのが、やはり情報は聞く側のチューニングに合っていなければ受け取ることは出来ないという事です。同じ話を聞いても聞く側のレベルが高くなければ理解できません。
もちろん話をする側のレベルの問題もあり、話す側が聞く側のレベルに合わせる力を持ち、合わせてくれれば誰でも理解できるようになりますが、今日は聞く側の視点から話を進めます。
という事であればやはり聞く側である自分がいかにレベルを上げていくかという事が、重要になってきます。自分のレベルが低いうちはいくら良い情報に出会っても、その情報を認識する事も出来ずスルーしていってしまいます。
昨日もその方に以前私がお伝えしたことが今になって理解できたと、とてもありがたい言葉をいただきました。そうやって後で気がつければまだよいのですが、本当に素晴らしい情報に出会っていてもスルーしている事も多々あると思います。
人は情報との出会いで大きく変わることが出来る、というより良い情報との出会いしか人生を良くするきっかけは無いと思いますので、常に感性を高め良い情報を捕まえられる人でありたいと思います。