苦しかった体験を忘れず、どう乗り越えたかを周りに伝える No.205
皆さま、楽になったとたんに苦しかったことを忘れる事ってありませんか?
昨日はヨーガ・ロータスの壺井師の瞑想講座を受講していましたが、その中の気付きで、苦しかったことを乗り越えた瞬間に苦しかったこと自体を忘れてしまう事ってありますねという話になりました。
折角苦しい体験をしてそれを乗り越えたのであれば、その体験をシェアする事はこれからその体験が起こる方にとってはとても良いアドバイスになるはずですが、乗り越えてしまうとその苦しかったこと自体忘れてしまい、アドバイスも出来なくなってしまうので、自分がその体験で感じた事、どのように乗り越えたかなどを覚えておくことは大切だと思います。
また、苦しいと思わずその体験を味わいきる事も大切です。
苦しいと思うとそこから逃げたくなり、逃げてしまうとまた同じような問題が起こります。
逃げずに、今の自分にはこのような体験をする必要があるのだという意識でその体験を受ければその意味も理解しやすくなると思います。
例えば、何か大病を患って手術を受けるという体験があったとします。
その事実を嫌なことだと思い目の前から避けようとするとより恐怖が襲ってきます。
しかし、これはなぜ私に起きたのだろうと考えていくと、その理由がもしかすると自分に有ったのかもしれないと考えられるようになります。
そうすれば自分の中に反省や次への行動を起こす力が沸いてきますし、どのようにしてそれを乗り越えたかを伝える事は周りの方のためになります。
目の前に起きた苦しいと思うことをしっかりと味わい、共有できるように理解し、その心の動きなどを記録しておき、周りの方に伝えると、その苦しかったことがあったおかげで周りの方を救う事が出来たとプラスの解釈にする事が出来ます。
自分になぜこんなことが起きたのかと考えらえるような習慣を身につけたいですね。
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