来年の予定を立てる 結果目標と行動目標をセットに No.695
先日えのさんの主催する「えのさん流MBA」に参加させていただきました。
えのさん流MBAは経営者や経営幹部が経営の原理原則を学び切磋琢磨する少人数制の経営塾です。1年という期間を通して自社の事例をオープンにしながら、アドバイスを聞く事で会社を良くしていくという実践型の取り組みを行います。
ご縁をいただき、2回目からですが皆さんに合流させていただき1年間学んでいきます。
今日はその講義に入る前にえのさんから聞いた話がとてもタイムリーな話題でしたので皆さまにもシェアさせていただきます。
今年も後1ヶ月ちょっとになりましたが、そろそろ今年の振り返りをして、来年をどんな年にしていくかを考える時期になりました。
皆さんどのように来年の計画を立てていますか?
私も毎年どんな年にしていくかの計画を立て、手帳に貼って毎日見るようにしているのですが、意識していない点がありました。
それが、結果目標と行動目標をセットで立てるということです。
例えば、ダイエットをしようとする時に
体重を75kgにするという結果目標は立てるのですが、そのための行動として月に50km走るなどの行動目標をセットにしていなかったんです。
毎日目を通し意識している目標は結果目標ばかりで、そのために何をするというのがセットになっていないので、日々の行動に紐づけが出来ていませんでした。
目標は目標、ルーティンはルーティンと、別になっていると何のためにやっているかがぼやける時がありますが、自分の行動が何のためになのかを常に意識して行動していればそれだけゴールにも近づいていきます。
結果目標と行動目標を意識して目標を立てていきましょう。
では具体的な手順ですが、まずは来年やりたいことをリストアップしていきます。これは順番や事の大小、出来る出来ない関係なくまずは50個くらいをリストアップします。
リストアップ出来たらその目標が結果目標か行動目標かを整理します。結果目標にはそれを達成するための行動目標を、行動目標にはそれを行うと何が達成できるかを考えます。
結果目標と行動目標が紐づいたら、今度はジャンルごとに分けていきます。仕事・健康・家族・趣味・学び・お金などに分けるのがわかりやすいと思います。
そして各目標に対し行動目標から計算しどれくらいの時間が必要かをイメージします。
今一度その目標に対し、投じる時間を見た時に優先順位が決まってくると思います。時間は有限ですのですべてを達成できないと思えば、優先順位に従いやめることを決められます。
大切なのはすべて達成する事ではなく、出来ることを明確にして本当にやらないといけないことに集中する事です。
皆さんも間もなく来年の予定を立てるシーズンだと思います。しっかりと目標設定をして素晴らしい一年にしていきましょう。
今日の一言
結果目標と行動目標をセットで立てる
成長するための実践行動
・まずは来年取り組みたいことをリストアップ
・結果目標には行動目標をセットで決める
・行動目標を元に取り組む時間を確認する
・やめることを決めて進む