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目標設定③ 良い目標・悪い目標 No.684

今週は目標設定について書いていますが、今日は良い目標・悪い目標について書いてみたいと思います。

昨日は目標設定するには土台となる「何のために」という点を明確にすることが大切とお伝えしましたが、その土台である「北極星」に向かっていく目標にも良い目標・悪い目標があります。

以下の4つのポイントからお伝えしていきます

・具体性
・一貫性
・得意を伸ばす
・ねばならないを外す


具体性
目標は出来るだけ具体的でなくてはなりません。目標と目的の話に戻りますが、目的は定性的な物で数値で表せないもの、目標は定量的で数値で表せるものになります。

例えばダイエットでしたら、目的は「痩せてモテるようになる」ですが、目標は12月24日に72kgになる。といった具合に日付と目標数値を明確にします。

ダイエットで言えば、3kg痩せるという目標を立てる方がいらっしゃいますが、期限を区切っていないので失敗されるパターンが多くあります。

出来るだけ具体的に定量化した目標を設定しましょう。


一貫性
子育てで考えてみると、子どもの将来のために、毎月習い事を変えてピアノ・スイミング・そろばん・サッカー・英会話などとやっていてはどれも中途半端になるのと同じで、何か基本を決めてそれに関連したものにしていきます。

これは人生で取り組むことを考えた時も同じですが、例えば飲食店を始めたいのに会計の勉強をしていても遠回りになります。

自分の人生で成し遂げたい事に向かって積みあがっていくような目標設定をすることが大切です。


得意を伸ばす
まだいろいろなことに挑戦したことのない小中学生ならともかく、社会人になっていれば自分の得意分野はある程度わかっていると思います。仕事をする中で新しい特技に目覚めることはありますが、基本は苦手を克服するより得意な分野を伸ばす目標を立てましょう。

自分が右脳的であるか左脳的であるか、行動派か頭脳派かという自分のタイプに合わせて目標を考えます。

例えば私は「話すこと」が天職だと思うほど話すことは得意なのですが、細かな数字を扱う会計作業や、事務作業のようなじっとしてコツコツ取り組む仕事は全くダメです。

そんな私が、今から会計士になろうとしても苦痛でしかなくやる気も起きないので、こういった目標は達成しにくくなります。逆に講演活動をするなどの話すことの目標は考えるだけでわくわくします。

自分の得意分野を伸ばす目標設定をしていきましょう。


ねばならないを外す
これが意外と盲点なのですが、目標設定をされている方に意外と多いのがこの間違いです。

「何のために」という北極星が定まっていないと目標が

・資格を取らなければいけない
・収入を増やさなければいけない
・痩せなければいけない
・優しくしなければいけない
・コミュニケーションを良くしなければいけない

といった目標になっている方が多くいます。

本来その目標は北極星に向かっているのであれば、資格を取るのは当然で苦痛ではないので目標を見ても嫌な感じはしないのですが、自分が立てた目標を見た時に嫌な感じがしたら要注意です。

目標達成の所でもう少し詳しくお伝えしますが、目標をリストアップしてその目標を見た時に、威圧感やプレッシャーを強く感じる目標は「ねばならない」という目標が多いかもしれません。

それでは目標を見ることさえ嫌になってしまうので、しっかりと目指すべき北極星を明確にして、やりたいと思える目標を設定していきます。

良い目標とは、その目標のリストを見た時にプレッシャーを感じつつも、「そこに向かって頑張ろう」と思えるものです。

見るだけでわくわくするような目標を設定し、目標に向かって進んでいきましょう。

明日は具体的な目標の立て方について書いていきます。

今日の一言
良い目標をたてる
成長するための実践行動
・具体性・一貫性・得意を伸ばす・ねばならないを外すの視点を持つ
・出来た目標をリストアップする
・リストを見てプレッシャーを感じながらも前向きなれるか確認する


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