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今だから見える景色がある 当時の自分に教えてあげたい No.382

先日岐阜青年会議所の新年賀詞交歓会に参加させていただきました。40歳の卒業以来初めての参加でしたが、懐かしい顔ぶれにも合う事が出来て有意義な時間を過ごさせていただきました。(しっかり営業もさせていただきました)

その中で感じたのは、「その時はその景色しか見えていなかった」という事です。何かといえば在籍中の2011年に理事をやらせていただいたのですが、その時は理事という職務を必死にやっていたのですが、今考えればそんな大したことなかったと思えることです。

年齢とともに見識や経験が増え、精神的にも図太くなり、能力は上がったのか下がったのかわかりませんが当時大変だと思ったことも今思えば、「そんなことで苦労していたのか」というレベルの話に思えます。

当時は理事会があるだけで1週間くらい寝不足が続き、自分の議案のある日は、終わるまで気が気ではありませんでしたが、今思えばそれほど思い詰めることなく堂々とやればなんとかなると思えますが、それが成長なのだと思います。

現役で頑張っているメンバーがある意味「微笑ましく」見えるのは、大学生が中学生を見るように、小学生が幼稚園児を見るようなものだと思います。

この歳になって思うのは子供の頃の6年と今の6年は天地の差がありますが、この歳になると私が青年会議所を卒業した6年前と今とで見た目や精神年齢は子供の頃ほど大きな変化はありません。

しかし、以前の自分を振り返ったり、現役で頑張っているメンバーを見て「微笑ましく」思えるのは自分の中身が成長したからだと自信を持って言えます。

当時を振り返って、当時の自分に言いたいのは、今年の目標に掲げた「人の力を借りられるようになれよ」「ゴールから考えろ」という二つの言葉です。

当時の私は人の力を借りる事が本当に苦手で、何でも自分でやってしまうという悪い癖がありました。もちろん全部が出来るわけはなく、皆さんに手伝ってもらうのですが、素直にお願いが出来ず、見かねたメンバーがほかのメンバーに「みんなでやろう!」と声をかけてくれるという一コマもありました。

その時は涙が出るほどうれしかったのですが、それでも自分が抱え込んでいるのが原因とは思わず、ただ一人で奮闘しているのだと勘違いしていました。実はその時点でもすでに皆さんのサポートをしっかりと受けていてるのですが、そのありがたみにも気が付いていませんでした。

2000人以上集まるイベントでしたが、終わった時泣いていたのは私だけだったのは、誰も巻き込んでいないからでした。当たり前ですが、メンバーの皆さんにはやり切った感もなく「ああ、やっと終わったな」くらいの感情しかなかったのも今ならわかります。

そんな私もそれから約10年がたち、今は人のありがたみがわかるようになり、巻き込むことの大切さを理解し、力を貸してもらう事が出来るようになってきました。

また、そんな私だからこそ人の力を借りる事の大切さをお伝えすることが出来ます!

一人では達成できない大きな志を形にするために会社という組織があり、その組織の力を借りて皆さんが自己実現できるのが良い会社だと思います。そんな会社づくりのお手伝いをさせていただいています。

また、冒頭に書いた今振り返ってみれば簡単に思えるというのは、まさに逆算思考のベースになる考え方ですが、後から考えればそれほど大したことない事がほとんどです。逆算思考まさにその考え方で、後から考えればという場所から振り返って積み上げていきます。

言えば簡単な事ですが、当時の私はゴールから考えるという逆算思考を当時は全くできていませんでした。今考えると、よく行き当たりばったりでやっていてうまくゴール出来たと思いますが、今は明確なゴールがあるので、そこから逆算しゴールに真っすぐ向かう正しい行動が出来ます。

明確なゴールがあれば、人の力を借りなければゴール出来ない事も明確になります。今は自分のご縁ある皆様に感謝し、力を貸してもらえる存在となり、皆さんと力を合わせてゴールに向かっていけます。

皆さんの明確なゴール設定のお手伝いもさせていただきますので、自分が何をしたらよいか迷っている方もご相談ください!サポートさせていただきます。

今日の一言
逆算で考え、人の力を借りてゴールに向かう


明確なゴール設定やそこへ進む方法などの内容のセミナーを1月23日に開催します。残席僅かですがまだ参加できますのでご興味ある方はお申込みお待ち委しています。


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二代目社長の伴走者 井上 剛典
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