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【体験談】突発性難聴になったDTMerが語る耳のケアの大事さ

音楽制作に熱中するあまり、ついつい睡眠時間を削ってしまうダサメロンパンです。


突発性難聴、という言葉を聞いたことはありますが?


突発性難聴とは、突然、自覚できるほど、片方の耳の聞こえが悪くなる症状のことです。


突然、キーンという高音の耳鳴りとともに、音が聞こえにくくなる疾患で、放置すれば、そのまま聴力が回復しない可能性があります。

僕自身、自分には関係ない話、と思っていたのですが、そんな僕が2022年に突発性難聴になりました。


ツイッターでそのことを発言したら、自分もなったことがある、という方があり、DTMerは誰でもかかる可能性がある身近な疾患だと知りました。


そこで、転ばぬ先の杖、ということで、今回は、この突発性難聴とはどういうものか、かかってしまったらどうしたらいいのかについてお話します。

1.突発性難聴になったらどうなるのか


それでは、早速本題に入っていきます。

僕が今回の記事で言いたいことはたった一つ。


それは、
「耳の聞こえが悪くなったら突発性難聴かもしれないので
躊躇せずすぐに耳鼻科を受診してほしい」
」ということです。

なぜそう言えるのか、経験からお話します。

2.発症の経緯


冒頭でお話したとおり、突発性難聴は急に耳の聞こえが悪くなる疾患です。

40代〜60代に多い、と言われます。僕自身も40代なので、ちょうどその最初の年代です。

僕がこの症状に気づいたのは、2022年5月下旬のある朝、目が覚めた時のことでした。


前の晩、いつもどおり、曲作りを終え、お風呂に入って、夜中12時頃に就寝しました。


当時、単身赴任先の会社の用意した寮に住んでおり、古い建物だったせいか、湿度が高くカビ臭い住居であったため、四六時中加湿器を稼働させていました。


当時所有していた加湿器は、自宅から持ってきたもので、轟音が響くタイプのものでした。


また、1階に住んでいたのですが、上の階の足音が夜中でも響いたため、気になって眠れないなど、ストレスを常に感じていました。


また、仕事そのものも、初めて部下を持つ年代になり、それまでの1プレーヤーから、マネジメント職になったばかりで、考え方を変えるのに苦労していました。


そんなある朝、目を覚ますと、違和感を感じました。

左耳からキーンという甲高い耳鳴りが鳴り続けていました。

「何かかおかしい」と思いながらも、
とりあえずは仕事に行かないと、と出勤します。


しかし、同僚から左側から話しかけられても、何か耳の奥に詰まっているかのように遠く聞こえて、内容が理解できませんでした。仕事になりませんでした。


「早めに手を打たないとまずい」と直感的に思いました。


なぜかというと、それは母親を見ていたからでした。

3.身近な人の経験



僕の母は、40代の時、今の自分と同じく、突発性難聴になり、めまいも併発するメニエール病にかかっていたからです。

メニエール病とは?

メニエール病とは、めまい・吐き気・聞こえにくい・耳鳴りなどを伴う発作が繰り返し起こる耳の病気。

メニエール病は、体の平衡感覚(バランスを保とうとする感覚)をつかさどる、内耳(ないじ)と呼ばれる部位にリンパ液が過剰にたまることが原因で発症する。

メディカルノートより




今ではかなり症状は和らいだようですが、当時、それはつらそうにしていたのを覚えています。

その時低下した聴力は、今も完全には戻っていないようです。

その様子を見て、耳に不良があったらすぐに医者に見てもらうことが大事だと、感じていました。

4.難聴発症後の対処


そのことを思い出し、自分も聴力が回復しなかったらどうしよう、メニエール病になるかもしれない、と急に心配になってきたのでした。



そこで、職場に事情を説明し、急遽、耳鼻科を受信しました。


耳鼻科医からは、予想通り、突発性難聴、という診断を受け、薬の処方を受けました。まずは安静にして1週間様子を見ることになりました。


医者からは、早めに来てくれてよかったと言われます。
放置すると、聴力が戻らないこともあるとのことでした。

その後、10日ほど、耳鳴りは続き、不安な日々を過ごします。


その不安とは、
耳鳴りが一生続くかもしれない、という不安、
そして、今後は音楽ができないかもしれない、という不安でした。

そのことを正直にツイッターに発言しました。


ツイッターのフォロワーさんから、たくさんの励ましの言葉をいただき、非常に元気づけられました。


とにかく心がけたのは、耳を安静にし、睡眠時間をしっかりとり、ストレスを溜めないようにする、ということです。


治るまでは、音楽制作はもちろんのこと、音楽を聞くことも控えました。


制作作業を止めるのは辛いことでしたが、いま焦って悪化したら、ずっと音楽を楽しめなくなるかもしれない、という気持ちで、我慢しました。



そうこうしているうち、
徐々に回復し、約2週間後、聴力が回復し、耳鳴りも感じなくなるほどになりました。

本当にホッとしたことを覚えています。

5.原因分析



ちなみに原因についてなんですが、

自分としては、

1つ目が、4月から単身赴任で環境が変わり、知らないうちに大きなストレスをためていたこと

2つ目が、DTMに熱中するあまり、耳への負担をかけていたこと、

3つ目が、夜中の除湿機の稼働音が耳元とで鳴り続けていたことなどが重なったこと

が原因だと分析しています。


なお、医者に聞いてみましたが、原因は分からない、との返事でした。

まとめ


この経験をもとに、自分なりに突発性難聴の怖さと対処法について、まとめてみたいと思います。


突発性難聴の怖さは次の4点です。

◎突発性難聴の恐ろしさ

1、前ぶれなく発生し、耳の聞こえが悪くなる

2、耳鳴りがずっと鳴り響くため、非常に不快で不安

3、放置すると、症状が固定化する

4、悪化すると、めまいも引き起こすメニエール病につながる恐れがある

そして対処法は、


1、耳の聞こえが悪くなったら、すぐに耳鼻科を受診して、医者に処方してもらう。


2、治るまでは、音楽を作業は一切やめて、治すことに全集中し、ストレスをためないようにする。

の2点です。

とくに1点目の、「すぐに耳鼻科に行く」が重要と考えます。


直接的な原因は分かりませんが、大音量で音楽を聞いたり、ストレスがあると発症しやすいのでは無いか、と分析しています。


とにかく言えるのは、耳に違和感があったら、すぐに医者に見てもらって欲しい、これが、僕が一番言いたかったことです。


あなたのDTMライフの参考になればありがたいです。

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