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曲作りが楽しくなる!メロディメイクの3つの技法

「アーティストっぽくてかっこいい!」と思ってボイスメモに鼻歌を撮り溜めたものの、何年やっても1曲もできなかったダサメロンパンです。

「いい感じのメロディってどうやったら出来るんだろう?」
「みんな、どうやって作曲しているんだろう?」
と思っていませんか?

僕は作曲を始めた頃、いい感じのメロディができなくて苦労したんですが、最近、才能がなくても楽しくメロディは作れる、ということに気づきました。

そこで、今回は「曲作りが楽しくなる、メロディメイクの3つの技法」を紹介します。

最初にそれぞれのメリットとデメリット、
そしておすすめのやり方を紹介します。

この3つの技法を知り、使いこなせれば
誰でも自由にメロディが作れるようになります。

是非最後まで読んでいだだければ幸いです。

それでは行きましょう!
(この記事は4分で読めます)


メロディメイクの3つの技法とは?


まず、その3つの技法を紹介します。

1.鼻歌から作る
2.ピアノ等の鍵盤で作る
3.DAWのピアノロールで作る

の3つです。順に解説します。

1.鼻歌から作る

まず鼻歌です。

これは、誰でもイメージできると思います。

鼻歌を歌いながら、頭の中に浮かんできたメロディをボイスメモなどに録音して、そこから曲を作る方法です。

作曲を日常的にしていくと、歩いている時、ドライブしている時、シャワーに入っているときなど、ふとした時にメロディが浮かんでくることがあります。その瞬間のインスピレーションを大事にして、メロディを生み出す方法です。

メリット
・いつでも、どこでも、頭の中だけでできる
・楽器が弾けなくてもできる

デメリット
・せっかく浮かんだメロディを忘れてしまいやすい
・浮かんだフレーズを曲に仕上げるまでに多くの工程と技術が必要で、挫折しやすい
・天から降ってきたメロディに固執してしまう

ということが挙げられます。

人間は忘れやすい生き物なので、せっかくのアイディアもすぐに忘れてしまいます。ですので、浮かんだメロディは、瞬間的にボイスメモに取る習慣にしておきたいところです。

2.鍵盤で作る


次が、ピアノなどの鍵盤を弾いてメロディを作る方法です。

作曲と聴いて、この方法をイメージする方も多いでしょう。ピアノなどの鍵盤を弾いていくことで、メロディを生み出す方法です。

ピアノが弾けない人でも、パソコンでDAW(degital Audio Workstation:ダウ)を立ち上げて、指を動かしていくだけでも、メロディは作れます。

メリット
・ピアノやキーボードがあれば出来る
DAW上で録音すれば、メロディを修正して試行錯誤が出来る

デメリット
・ピアノがほとんど弾けない人には難しい

・動かせる指使いに依存するのでワンパターンになりやすい
・伴奏があるとやりやすいが、その場合、伴奏作成やコードの知識が必要

などの特徴があります。

コツとしては、何度も同じコード進行をループ再生しながら右手を動かしていくことですね。伴奏があることで、メロディが浮かびやすいです。

慣れないうちはドレミファソラシド、などの白い鍵盤のみ※でメロディを作るのがおすすめです。

(※これらの音は、Cのメジャーのダイアトニックと言います。後日解説します。)

3.DAWのピアノロールで作る


3つ目は、DAWソフト上で、好きな曲のメロディを再現し、音を伸ばしたり、高さを変えたりして、アレンジを加えていく方法です。

上記2つの方法に比べると一般的にイメージしやすい方法ではありませんが、現代の音楽制作には非常にフィットした方法です。

メリット
・キーボードが不要(MIDIキーボード含む)
・DAWのみでできる
・既存曲のメロディを参考にして作るので楽しいし破綻しにくい
・好きなメロディのパターンが視覚的に見えてくるため、数をこなすうちメロディ作成力が上がっていく
・既存曲の伴奏を、自分の曲の伴奏の参考にできる

デメリット
・既存曲のメロディを打ち込む技術と時間が必要
・直感的でないため、インスピレーションが養われにくい
・量産しにくい

という特徴があります。

まとめ

以上、3つの方法を解説してきました。

僕がオススメするのは、3番目の「DAWのピアノロールで作る」方法です。

というのは、僕の経験上、鼻歌や鍵盤で作る方法をとっていたとき「俺は今作曲をしているぜ」という感覚は得られたのですが、曲にするまでのハードルがすごく高くて、結局、ほとんど、ボツっちゃってたからです。

自分の中から出てきたものって、意味不明のメロディになりがちなんですよね。

鼻歌で良いものできる人には憧れますが、それは一握りの才能がある人の特権です。

僕は、自分をセンスのある人間だと勘違いし、直感だけを頼りにしていたからこそ、十何年も遠回りしました。これから始める方には、そんな遠回りして欲しくないな、と思っています。

それより、自分の好きな曲を参考にするほうが、はるかに好みのメロディができてしまうんですよね。

実際、「DAWのピアノロールで作る」という方法をとるようになってからは、メロディ作成が安定するようになったので、この方法はおすすめです。

他にも良い点があり、既存曲のメロディのパターンを参考にするので、作りやすく破綻しにくいです。

そして、数をこなしていくことで、徐々にメロディを作る技術が上がって行く点が優れています。

以上「曲作りが楽しくなるメロディメイクの3つの技法」を解説しました。

メロディづくりに困ったら、この3つを思い出してみてください。悩みを突破するきっかけになるはずです。

あなたのDTMライフの参考になれば幸いです。

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