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【まず終わらせよう!】曲を投げ出してしまう悩みから抜け出すたった一つの方法

絶賛 新曲作成中のダサメロンパンです。

せっかく曲を作り出したのに、思ったようにならず
投げ出したくなったことはありませんか?

恥ずかしい話ですが、僕は作りかけては曲を投げ出すことを繰り返し、10年以上曲を完成させることが出来ませんでした。

才能のなさに絶望したこと、数知れずであります。

ずっとこんなに才能がない人間はそんなにいないだろう、と思っていました。

でも、こういう発信を始めてみたところ、
多くの方が同じように曲を投げ出してしまうことに
悩んでいると知りました。

そこで今回は、その悩みから抜け出す方法
について深堀りしてみます。

この問題に悩んでいる人は、ぜひ最後まで読んでみて下さい。解決の糸口が見つかるはずです。


曲を投げ出してしまう原因には2種類ある

先程述べたように、曲を投げ出してしまう、
という悩みを持つ人は多いです。

それは、次のようなことが原因で、発生します。

技術面の理由

・メロディが納得いかない
・アレンジが思った感じにならない
Aメロ、Bメロ、サビがうまく繋がらない
・音の響きがなんだか変だけど、どこがおかしいのかがわからない

上記のような技術面に加え、下記のような心理面の理由も大きな原因です。

心理面の理由

・別のメロディが浮かんできて、そちらのほうが良さそうだ、と思って、別の曲に手を付けてしまう
・自分が曲を作ったとしても、誰も聞いてくれないんじゃないか、と思って手が止まってしまう。
・プロとか有名なボカロPのハイクオリティな曲が世の中に溢れているのに、自分が曲を作る意味なんてあるのか?と思って手が止まってしまう。

作曲について学んでいくと、上記の技術面について教えてくれるのですが、心理面の課題についてはあまり取り上げられていない気がします。

そこで、今回は、この心理面の理由についてアプローチします。

心理面の理由

曲を投げ出してしまう心理面の理由とは、
一言で言うなら、「完璧主義」です。

完璧主義とは「完璧なものを作りたい、よりよいものを作りたい」という意欲です。

ちょっと聞くと、向上心がある証拠であり、良いことのように思いますが、この完璧主義は、僕たちが作曲を始める上で、かなり悪さをします。

完璧主義に囚われている人は、無意識に次にように考えます。

・有名曲やボカロPのような曲が作れるようになってから、発信しよう。
・もっとよいメロディができるはずだ、だからもっと粘ってみよう。
・もっとよいアレンジが出来るはずだ、だからもっとアレンジを練ろう。
・もっとよいミックスができるはずだ、だからもっとミックスを勉強しよう。

完璧主義故に、完成させるよりも
より良いものを作ることに熱中してしまいます。

「じゃあ、完璧主義をやめればいいじゃないか?」
あなたはそう思うかもしれません。

しかし、僕らはそう簡単に完璧主義をやめられません。

なぜ完璧主義をやめられないのか


なぜなら、僕らは「完璧じゃない結果を見ることが嫌」だからです。

完璧じゃない作品を作ったら、完璧じゃない自分と向き合わなければなりません。それはプライドが許せません。

だから、いつまでも完成させず、弄り続けることになります。

その結果、「完璧にしなくちゃ」と言って、
いつまでも弄り続ける羽目になってしまいます。

世の中に完璧な作品など有りません。

それなのに完璧を目指すから、いつまでも完璧にならず、結果、曲を投げ出すことになります。

作曲を始めたころの僕が10年以上曲を作れなかった理由がまさに、ここにあります。

どうしたら、完璧主義から抜け出せるのか


ではどうしたら完璧主義から抜け出せるのでしょうか。

それには、完璧主義であることを自覚して、自分のハードルを下げていく、という方法しかありません。

Facebookの創業者マーク・ザッカーバーグは
「完璧を目指すよりも、まずは終わらせろ」
と言っています。

Done is better than perfect. (完璧を目指すよりまず終わらせろ)
マーク・ザッカーバーグ

最初からクオリティを上げることを狙わず、
まずは完成させるほうが大事だと言うことです。

実際、僕が曲を作れるようになったのも、
クオリティを上げることをやめて、
自分の技術の範囲内で作りきろう、
と思えたからです。

そうやって曲が出来た時、自分はすでに十分曲を作る技術を持っていたこと、そして、自信を喪失しつづけてきたことを知りました。

これは本当にもったいないと思います。

これから作曲を始める人には、
この失敗を参考にしていただきたいです。

まとめ

以上、曲を投げ出してしまう原因は、
完璧主義にあることをお伝えしてきました。

誰だって作曲をするからには良い作品を作りたいです。
でも、最初からそんな高いクオリティのものなど作れません。

まずは、完璧を目指さず、自分のできる技術で作りきっていく。

そしてその作品を世に出し、未熟な自分をさらけ出し、恥をかきながら成長していくしかありません。

そして、それが、今の時代の音楽家の生き方なのかもしれませんね。

僕自身、かなり緩まったとはいえ、
まだまだ完璧主義に陥ってしまうこともあります。

だからこそ、この記事を読んでいただいているあなたと
一緒に成長していけたら良いなと思います。

あなたのDTMライフの参考になれば幸いです。

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